Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

笠山・椿群生林

2015-03-22 | テディベア

松陰神社から、道の駅シーマートに寄り、20食限定のあら煮定食のランチのあと、笠山・椿原生林を目指しました。
駐車場のすぐ前は海、海岸線の黒っぽい石は溶岩です。

 

道路を隔てて見た椿群生林、

 

整備された散策路を歩いて行きます。

 

椿の背が高いので、

 

目の高さは幹の位置、薄茶の幹のトンネルの中を抜けて行くようです。

 

地面に目をやると、
 
 

この時季、今落ちたばかりの色鮮やかな花と日を経て茶色になった花が混在しています。

 

 

 

 

 

咲いている花たち、群生しているので、日陰の木には花が少なく、日当たりのいいところの木はたくさんの花をつけていました。

 

展望台に上ると、海と見島が見えました、手前の木は全部椿です。

笠山・椿群生林のパンフレットには次のように書かれています。
笠山の北端(虎ヶ崎)10ヘクタール(100,000平方メートル、33,000坪)の広さに約25,000本のヤブツバキが自生しています。
笠山は、藩政時代には萩城の北東(鬼門)の方向にあたるので、潘では樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していました。
そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていましたが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されて用材となり、雑木類は薪炭用に伐採されるなど昔日の面影はなくなりました。
ここ虎ヶ崎の椿も周囲の雑木と共に何度も切り払われ、切られた木々の切り株から新しい芽が伸び、雑木のなかに椿の赤い花が見られるような状態が昭和40年代まで続きました。
昭和45年、萩の椿の調査のため来萩した著名な椿の研究家の渡邊武薬学博士がこの地を訪れ、ここの雑木やつる草を切り除けば立派な椿林として観光地になることを当時の市長に助言されました。
それ以来、萩市は雑木の伐採、観光道路の整備などに力を注ぎ、現在見られる立派な椿林が出来上がりました。
平成14年8月1日に市指定天然記念物に指定されました。
(椿は萩市の花に指定されています)