Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

萩博物館2-2

2015-03-30 | テディベア

夏みかんの原樹の写真です、横の説明には、次のように記されていました。
現在の夏みかんの栽培のもととなる木(原樹)は、長門市仙崎大日比にある。
この木は1,700年頃に近くの海岸に流れ着いた、見たことのないミカンの種子をまいて育てたものといわれる。
1919年、この木をもとに、早田文蔵博士が新種「Citrus Natsudaidai(シトラス ナツダイダイ)」を発表した。
1927年には、国の史跡および天然記念物に指定された。
この1本の木から萩の夏みかん栽培が始まった。

 

夏みかんを運んだみかん籠、

 

200匁(約750グラム)まで計量可能なひょうたん秤、竿秤もたくさん展示されていました。
秤から、当時の商都として栄えた歴史も甦ってきます。

 

吉田松陰を中心とした

 

幕末の萩の歴史が絵図になっていました。

 

松陰の一生が絵物語で紹介されています。

 

面白きこともなき世を面白く
中は撮影禁止ですが、稽古胴と木刀など晋作ゆかりの品々が展示されています。

 

萩ゆかりの人びと、楫取素彦、久原房之助、高島北海など様々な分野で多くの人材を生み出した萩、江戸時代の末から現代にいたる110名が一挙に紹介されています。

 

ロビーに飾られていた小萩人形のお雛さま、名前のようにとても小さなもので、今では作られていないそうです。

 

萩博物館を後にして、帰路、行きとは違った道の駅「萩本陣」に寄りました。
ここのレストラン「見蘭牛ダイニング玄」のランチ、見蘭牛(けんらんぎゅう)とむつみ豚のハンバーグが最高のおいしさでした。
箸置きをひっくり返して「大吉」の文字が出てくると、いいことがあるとのことでひっくり返すと、わっ、大吉、杏仁豆腐のおまけでした。
前日の夕食のメニューで見蘭牛を知り、おいしいローストビーフを食べた後だったので、ランチでもまたうれしい出会いでした。
見蘭牛は、昭和48年に和牛のルーツといわれている「見島牛」(父)とオランダ原産のホルスタイン種(母)を交配させて誕生しました。
自社牧場で約2年間かけて大切に育て上げられる見蘭牛の肉質は、見島牛の霜降りと、和牛原種の濃い旨味を引き継ぎ、ほどよい柔らかさと、しっかりとした食感をあわせ持ち、肉本来の旨みを楽しむことのできる萩の特産牛肉です。
「萩本陣」には松陰記念館も併設されていて、道路に向って、松陰をはじめ志士たちの銅像も建っています。
新山口駅でミイーさんと別れ、新幹線で広島に帰ってきました。
ミイーさんのお車のおかげで、快適な旅を楽しむことができました。
萩の旅日記は今日で終わりです。