「花燃ゆ大河ドラマ館」を見た後、ホテルに置いていた車で「萩博物館」に向いました。
建物自体が静かに萩の歴史に浸れる場所の佇まいです。

レストランでお茶をして、ゆっくりと館内を巡りました。

特別展「海を拓いた萩の人々~日本漁業近代化の先駆け~」をしていたので、そちらから見学です。

まず、入口で、実物の櫓の大きさにびっくり、

明治19年(1886)に作られたダイナミックなポスターにもびっくり、

缶詰のラベルの斬新さにも目を奪われました。

大漁旗、

ふぐの延縄(はえなわ)漁の鉢とカムロと呼ばれる釣り針、

長年記されてきた操業日誌、萩市越ヶ浜の阿部靖治さんが荒天で漂泊しているときでも几帳面な文字で状況を記録しています。
海を拓いてきた人たちの豪胆でありながら緻密繊細な活動実態を伝える貴重な資料だと説明文に書かれていました。

めずらしい深海魚の標本、上から大小のサケガシラ、リュウグウノツカイ、アカナマダ、テングノタチです。

貝類の標本、

ザ・シェリング・バーでは、ひとり5個づつのすきな貝を選んで持ち帰ることができるようになっています。

ごいっしょしたミイーさんはいつでも拾えるからと、貝選びを手伝ってくださって、私だけがいただきました。
どれも直径1.5センチほどの小さな貝たち、右下の2枚貝は両方がくっついている貝殻としてはめずらしいものです。

缶詰のラベルが絵はがきになったグッズなどを売っているミュージアムショップです。
(明日に続く)