萩の街中を歩いていると、あちこちに夏みかんの木を見かけました。
萩の名産品には、良港にも恵まれているので、おいしい干物や蒲鉾などもあるのですが、私にとっては夏みかんが一番です。
たわわに実っているところを見るだけでもしあわせでしたが、
行きの道の駅「シーマート」で袋に入った夏みかんを見つけたので、宅配してもらいました。
最近、広島では甘夏みかんしか見つけられず、ママレードを昔ながらの夏みかんで作ってみたいと思っていました。
萩夏みかん祭りは5月に行なわれ、実家の母がママレードを作っていた記憶が初夏の風の吹く頃の香りとともにあるので、この時季、まだ無理かなと思っていたのが、買えてラッキーでした。
ふだんは多くても5個くらいで作るので、11個あった夏みかんは2回に分けて作りました。
萩から夏みかんが届いた日に、katsuraさんから甘夏みかんもいただいたので、3日続いてのママレード作りでした。
今回、夏みかんで作ってみると、皮に含まれているペクチンの量が多いのか、水分を残して仕上げても、煮魚の煮凝りのようにかたまります。
甘夏だとさらっとしているところがぷるんぷるんとゼリー状、色もより濃いようです。
左側が夏みかん、右側が甘夏みかんで作ったものです。
お味はあまり変わりませんが、甘夏みかんのを食べ慣れているので、やさしい口当たりがいいような感じがします。