ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

風に舞い上がるビニールシート

2009年05月15日 | 
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋

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なんてうまい短編集なんだろう!と思いました。
趣の違う、6つの短編のどれもが、著者の下調べ、勉強のほどがうかがい知れる、専門知識の必要と思われるもので、重量感たっぷりなのに、読後感はひとつひとつが、さわやか、爽快なのです。
その爽快感、余韻の味わいが、ちゃんとそれぞれの小説のテーマとあっているという印象でした。
お寺を舞台にした仏像修復師を描いた「鐘の音」では、ミステリーのようにひねりが効いていて、最後の余韻は、お寺ではないけどやっぱり鐘の音です。
「ジェネレーションx」は大人になったかつての野球少年の話ですが、まるでタイムリーヒット、あるいは逆転満塁ホームランみたいに気持ちいい後味でした。
私は、少し不思議でかわいい余韻の残る「守護神」が一番好きでした。
6つめの短編、表題作の「風に舞い上がるビニールシート」は一番ドラマチック、NHKで5月の終わりにドラマ化されるそうです。

きょうの散歩

2009年05月15日 | 犬たちのこと
きょうは、まず、パール1匹だけ行って、それからニケ、風太、さくらの3匹を連れて散歩に行きました。
パールが来る前は、3匹連れて散歩行くのは無理だと思っていたので、必ず、ニケをまず行って、それから風太とさくら2匹行っていたのですが、今は、ニケとパールの組み合わせが大変すぎて、ニケ風太さくらの組み合わせは3匹でも楽ちんです。
いやはや、しかし、夕方は、手助けが欲しいなあ・・・と思っちゃう。
散歩に一回誰か行ってくれる人か、ごはん作ってくれる人か・・・


今、NHKの午後9時のニュースのあと、「コンカツリカツ」とかいうドラマをちょうどやっているのですが、NHKとは思えない過激なセリフが出てくるのでびっくりしています。いったいどういうわけでしょう??NHKって品行方正なんじゃなかったっけ?
ミュージカル俳優の中川晃教さんが、道化のような役で登場しています。
ミュージカル「モーツァルト!」を見て、中川さんの歌のうまさ(しゃべるみたいに歌う)に驚いたことがあります。またこの人の舞台、見にいきたいなあ・・・。


デジカメ修理・ノルウェイの森・ニケの散歩

2009年05月15日 | 犬たちのこと
カメラを修理に出しましたので、しばらく画像が携帯のものになります。きょうは風太。

今朝の我が家の話題。
私と娘たちの関心事だった、「ノルウェイの森」映画化のキャストが決まったというニュースをネットで読んで、盛り上がりました。
ワタナベくんはマツケン!きっと喜んでる人が多いんじゃないかしら。
直子はちょっとイメージにあわないなあ・・・でも、案外いいのかもよ。緑は?この人誰?知らない・・などなど・・・
監督さんはフランスの人だそうですね。果たしてどんな味に・・?


ニケの食欲不振は、パールが来たことによる、環境変化に、もしかすると原因があるのかなあ?散歩のやりかたとか、時間帯とか、いろんなことが変わってしまったので。ニケはとても神経質な子ですし・・・。
パールとニケと2匹で行っていた散歩を、夕方だけ、以前のようにニケだけでしばらく行ってみようかと思っているのですが、夫は、そうすると2匹で一緒に行儀よく散歩させるという躾がしづらい、と反対します。
1匹ずつのほうが、ついて、の訓練もしやすいのではないかと思うのですが、そうすると夕方の時間がますます大変になっちゃいます。
どうしようかなあ・・・。