スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

闘病記18/24回(竜宮城への旅が終わって)

2012-12-22 17:37:18 | エッセー「竜宮城への旅が終わって」

 

水泳教室は無事入会できたが、泳力に関してはさっぱりである。左片マヒであるから積極的に左手を動かそうとするとバランスを崩し全く前に進まない。マヒの回復の為に左手を積極的に使いたいのであるが、コーチから最初は右手だけで練習する様にとアドバイスを受けている。成果が出るのはもっと先になりそうである。

パラリンピック金メダリスト成田真由美さんの著書「私、泳げなかったのに」を読んで感動し、いつか私も泳げる様になりたいと思っている。諦めずに続けていくことにしている。

本書を書いている8月にNHKBS連続ドラマ「薄桜記」が放映された。左腕を切り落とされた主人公の武士が左手が無いにも拘らず左手指が何となく気になるのだというセリフがあった。私は感覚が無いだけだから左手でモノを掴む時はしっかりと左手を見つめ改めて左手に新しい動作を覚えさせたいと思っている。

6ケ月の壁は無いと思って努力することが肝要である。リハビリが目的ではない。健常の頃無意識に行っていたことを今後は時間は余分に掛かるであろうが自覚して行うだけのことである。

加齢に伴う不具合を先取りしてしまったと考えると少しは気分が楽かもしれない。これは受容の第一歩とも思える。

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