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天皇の『政治的利用』 に該当するか否か?

2009-12-14 21:00:06 | 国際関係
2009年12月14日(月)

 中国の習近平・国家副主席が来日した。
 就任後初の外国訪問だという。


     (写真は時事通信Web版配信分より借用)

 民主党連立政権が中国要人・習近平国家副主席を迎えるに当たり、鳩山首相は天皇との会談を急遽セッティングするよう宮内庁に日程を押し込み、宮内庁長官が異例の『異議申し立て会見』を行うに至ったことが、ニュース紙面を賑わした。

 国王や大統領や首相ではない、一要人(国家副主席)の訪日に当たって1か月前の申し合わせを反故にして天皇を煩わすと言うのは、やはり行き過ぎであり、国事行為に限る天皇の権能を拡大する惧れもあると考えられる。

 No.2 というのは、世評であり何も確定したり約束されたものでもなく、実際にNo.2(国家副主席は複数)であるにしても、特別扱いするのは「極めて政治的である」と思う。

 民主党の最近の行動は、何か焦りを感じられ、常軌を逸しているきらいがある。
 
 百日蜜月説もあると言うし、当ブログもこれまでの『暖かく見守る』時期は過ぎたと判断して、全面的な批判を開始することしたい。

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中国副主席「周到な手配に感謝」
=陛下との会見、首相に表明

      時事通信 2009年12月14日(月)20:03

 鳩山由紀夫首相は14日夕、首相官邸で中国の習近平国家副主席と会談した。冒頭で、習氏は天皇陛下との会見が例外的に実現することを念頭に「首相と日本政府がわたしの訪問のため周到な手配をしていただいたことに心から感謝の意を表したい」と述べた。首相は「日中は戦略的互恵関係を結んでいるが、具体化には習氏の大きな力が必要で期待している」と語り、習氏の来日を歓迎する意向を表明した。

 習氏は、胡錦濤国家主席の後継として最有力視されており、中国側が陛下との会見を通常の手続きを経ずに要請。首相が特例で実現するよう指示し、「天皇の政治利用」との批判が出ている。
 


中国副主席との会談中止=小沢氏「日程に配慮」(時事通信) - goo ニュース
     2009年12月14日(月)16:03

首相、習副主席と会談 戦略的互恵深化で一致(共同通信) - goo ニュース
     2009年12月14日(月)20:40

小沢氏、宮内庁長官の辞任要求 「天皇政治利用」に反論(共同通信) - goo ニュース
     2009年12月14日(月)19:19