i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

ようやく屋内退避の方針検討へ、規制委

2014-10-02 23:36:27 | 川内グランドデザイン
10/2日経新聞WEBで伝えておりました。

-原発30キロ圏外の事故対応を検討 規制委、屋内退避など-

 原子力規制委員会は2日、原子力発電所で事故が発生した際、原発から30キロ以上離れた地域の住民の放射線被害を防ぐ対応策の検討に入った。国が放射線のモニタリング(監視)を実施し、必要に応じて屋内退避の指示を出すことなどが柱となる見通し。結論がまとまり次第、国の原子力災害対策指針に反映させる。

 国の指針は、原発から30キロ圏内の住民を対象とした事故時の被曝(ひばく)対策を詳しく定めているが、30キロ圏外の規定が不十分だった。東京電力福島第1原発事故では放射性物質の固まり(プルーム)が広がり、30キロ圏外にも被害が出た。

-引用終わり-

何か規制委員会はおかしいですね。最後の文章にありますが、福島は30km圏外にも放射能が大きく出て避難に支障をきたしたのに無視して対応規定を定めてきませんでした。

私は勝手に策定中の「川内町グランドデザイン」の中で「避難道路、避難計画を諦めない」としましたが、下北半島は東通原発、むつ中間貯蔵施設、六ヶ所再処理工場、大間原発に囲まれた一番避難計画の難しい地区だと思います。多分、責任を押し付けられた自治体は頭を悩ませている事でしょう。

規制委は屋内退避の考え方をもっと詳しく丁寧に説明する責任がありましょう。

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元エンジニアの勘

2014-10-02 00:17:18 | しもきた
9/30朝日新聞WEB青森版で伝えておりました。

-青森)八甲田山やや活発化 気象台「噴火の兆候はなし」-

 仙台管区気象台は29日、東北地方にある18の活火山のうち、4火山で活動がやや活発化していると明らかにした。ただ、いずれもただちに噴火する兆候はなく、警報などは出ていない。長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)の噴火を受け、報道陣に説明した。

 活発化しているのは八甲田山(青森)▽秋田駒ケ岳(秋田・岩手県境)▽蔵王山(宮城・山形県境)▽吾妻山(福島・山形県境)の4火山。

 気象台によると、八甲田山では東日本大震災以降に周辺での地震が増え、山がわずかにふくらむ地殻変動も観測された。秋田駒ケ岳では、マグマに熱された水によるとみられる活動が5、6年前から活発になり、地表の温度が高い場所が増えている。吾妻山では火口から高温で有毒な火山ガスが噴き出す現象が、2008年11月から続く。

-引用終わり-

こんな記事が出たので気になり書き留めておきます。昨日、地元の温泉「ふれあい温泉かわうち」に行き、「おや、お湯が何か違うぞ」と思いました。何というか「少し粘っこい感じ」がしたのです。「桶がぬるっと掴みにくい」のです。何十回と来ていますが、こんな感じは初めてでした。

「水質に変化が生じているのではないか」と元エンジニアの勘が働きました。

「多分、この温泉の地下熱水溜りは恐山の最外縁に当たるはずだ。下北半島は3.11以降隆起していると言うではないか。そう言えば十勝沖~青森東方沖震源の地震も以前より多くなったようだ。これは何かあるぞ・・・。」



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