カープな毎日

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回想シリーズ④ 外野手編

2006年12月03日 23時31分01秒 | オフシーズン
 久しぶりに今季を振り返る回想シリーズ。今回は外野手を振り返ります。
 今季開幕時は、前田、緒方、嶋の実績組がレギュラーでした。しかし、1年を通してレギュラーの座を守ったのは前田のみでした。
 緒方、嶋は共に負傷により途中離脱。期待どおりの活躍ができませんでした。しかし、2人の離脱により巡ってきたチャンスを上手く掴んだのが、森笠と廣瀬でした。森笠は打率.292と自己最高の成績を残し、廣瀬は打率.290をマーク。特に最後の5試合は21打数10安打と爆発しました。
 このことが、ブラウン監督の外野手レギュラー白紙発言に繋がっていると思います。しかし、2人が実績組と肩を並べる力があるかと言うと、そうではありません。森笠は対左投手に打率.206(対右は.304)と左投手を苦手にしています。廣瀬は後半戦、特に9,10月に活躍しており、1シーズン通して活躍していないことに不安要素があります。二人とも今オフでのレベルアップで、レギュラーを脅かす存在になってほしいですね。
 森笠、廣瀬以外にも、末永、井生、山田など外野陣の戦力は確実に厚くなりました。まだまだレギュラーを狙うには力不足は否めません。しかし、嶋のように大化けすることもありますから、どうなるか分かりません。
 来年の開幕戦は誰の名前がスタメンに名を連ねるのか楽しみですね。実績組だけでなく、若手の名前が1人でもスタメンに入ってほしいです。それがチームの戦力アップになった証拠ですから。

 
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