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マエケン余裕の11勝目

2010年07月07日 23時55分22秒 | 試合結果
広島 105 101 000 8
巨人 000 010 100 2
勝:前田健11勝3敗
敗:内海7勝4敗
本:[広島]赤松2号
  [巨人]長野12号

 打線が初回に敵失などで2死3塁とすると捕逸により無安打で先制点を貰うと、3回には1死2塁から嶋の適時打で1点を追加し、更に敵失と内野安打で1死満塁とチャンスを拡大して、小窪、前田健、東出にも適時打が飛び出してこの回一挙5点を挙げました。
 4回には赤松のソロ本塁打、6回はヒューバーの適時内野安打でそれぞれ1点を挙げて、着実に得点を重ねて前田健を強力に援護しました。

 前田健は低めに球を集めて、今日も序盤から巨人打線に凡打の山を築かせ、序盤からの大量援護にも守られて、全く危なげない投球でした。5回に長野にソロ本塁打を浴びて1点を失いましたが、6回まで3安打1失点に抑えました。
 球数が100球を超えて疲れが見え始めた7回に、2死から3連打で1点を失うものの、最後は代打の谷を見逃し三振に仕留め、7回2失点で降板しました。
 巨人に打ち込まれている中継ぎ陣でしたが、8回を梅津と大島、9回をベイルが無失点に抑えて巨人に快勝しました。
 前田健はリーグトップに並ぶ11勝目を挙げて、再び投手三冠に返り咲きました。

 今日の打線は敵のミスにつけこみ、走者を確実に進める野球が実践できた試合ですね。特に初回の得点は、無安打で挙げているので、巨人にはかなり堪えるたと思います。
 先頭の東出が四球を選ぶと、梵がバントを決めて、赤松の右飛で三進しました。この後捕逸で東出が生還しているので、右飛で三進した走塁が効いていますね。
 3回も先頭の梵が安打で出塁して、赤松がバントを決めて2塁に進めたことが、嶋の適時打に繋がりました。更に打った嶋も送球の間に2塁に進みました。こうした隙のない走塁がその後の追加点の呼び水になっていると思います。
 長打力が無くても、相手のミスにつけこみ、バントやケース打撃、次の塁を狙う走塁がしっかりできれば、大量得点も可能だということが分かりましたね。これからも今日のような攻撃を続けていけば浮上できると思います。
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