スタルツ突如乱れて逆転負け

阪神 010 007 110 10
広島 201 001 101 6
勝：久保10勝5敗
敗：スタルツ4勝8敗
本：[阪神]城島20号、21号、桜井8号、狩野2号、新井12号
　　[広島]廣瀬7号

　初回に東出、梵、嶋、栗原の4連打が飛び出し2点を先制し、1点を返された後の3回には暴投で1点を追加してました。
　先発のスタルツは毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、城島のソロ本塁打による失点だけに抑えて、5回まで1失点の好投でした。しかし、6回に先頭のブラゼルに死球を与えると金本には安打を打たれて、無死1，2塁となったところで城島に逆転3ランを打たれてしまいました。更に続く桜井と狩野にも本塁打を打たれて、まさかの3者連続本塁打を喫してしまいました。
　打線はあきらめずに反撃をしましたが、中継ぎ陣も失点を繰り返してしまい、追いつくことができませんでした。

　スタルツが6回に突如乱れたことが敗因ですが、序盤から打線が拙攻を繰り返したことも試合の流れを失った一因だったと思います。初回の2点を先制した後の無死1，3塁と、3回の1点を貰った後の1死3塁では共に後続が倒れて追加点を奪えませんでした。更に5回1死満塁えは1点も奪えず、試合の流れを失ってしまったと思います。
　いくら元気のない阪神とはいえ、これだけ拙攻を繰り返しては勝てないですよね。

　スタルツは5回を終えて82球とまだスタミナ切れになるには早いです。もともと調子が良くなかったようなので、疲れが出始めて球威が落ち始めたのではないでしょうか。そこを阪神打線が逃さず捕えたのでしょう。
　この6回の7失点はスタルツだけの責任ではなく、ベンチも交代が遅かったことが、傷口を広げてしまいましたね。せめて4失点くらいで止めておければ、試合は分からなかったと思います。もう少し早めに交代させてほしかったですね。