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前田健突如の乱調

2014年06月04日 22時11分27秒 | 試合結果
広  島 010 000 100 2
日本ハム 000 050 10X 6
勝利投手:大谷5勝1敗
敗戦投手:前田健5勝4敗
本塁打:[広島]エルドレッド18号、キラ7号
     [日本ハム]近藤3号


 前田健と大谷の対戦という注目の一戦でした。大谷は、初回にいきなりプロ入り最速となる160㎞を投げるなど序盤から飛ばし、初回は三者連続三振と苦戦の予感が漂いました。
 2回にエルドレッドが本塁打を放って先制点を挙げましたが、以後5回まで2安打に封じられ、10個も三振を奪われてしまいました。

 前田健も序盤から飛ばしながらも、慎重になったのかボールが多く、4回まで1安打に封じながらも3四球を与えて、4回を終えて71球も要してしまいました。
 5回には大谷の当たりが野手のお見合いのような形で2塁打となる不運もあって1死3塁とされると、ここから5連続短長打を浴びて、一気に5点を失って逆転を許してしまいました。
 前田健は、この回限りでマウンドを降り、今季最短タイで今季最多の5失点で降板となりました。

 大谷も5回でマウンドを降り、6回からは2番手カーターが登板すると、連打で無死1,2塁として主軸に回しましたが、丸、エルドレッド、松山が凡退して走者を進めることさえできませんでした。
 7回に宮西からキラが本塁打を放つも、その裏には永川勝が近藤に本塁打を浴びてしまい、試合の流れを掴むことができず、日本ハムに連敗を喫してしまいました。

 今日で交流戦での対戦が一通り終わり、4勝8敗と4個の借金となっています。幸いにセ・リーグの首位をキープしていますが、完全に失速状態となっています。
 最大の要因は打線が機能していないことでしょう。得点のほとんどが本塁打によるもで、チャンスでの適時打がなかなか出ません。
 もともと初対戦の投手に弱いことから、対戦経験の少ないパ・リーグの投手を打てないのは仕方ないと思いますが、打てないだけでなく走塁ミスやサインミス、更には守備で投手の足を引っ張ってしまい、完敗を喫していることで、余計にチームの雰囲気が悪くなっているように感じます。
 打てないことで守備や走塁にも悪影響を及ぼしているのは明らかです。ここは、打力優先の起用を止めて、守備力も重視したメンバーで無駄な失点を防ぎ、1点を守り切るというシーズン序盤で見せたカープが目指す野球をしても良いのではないでしょうか。

 後半戦はホームゲームが多くファンの応援も後押ししてくれると思うので、気持ちを切り替えて戦ってほしいです。交流戦で貯金をしようとは思いません。せめて5割を目指して残り12試合を戦ってほしいですね。

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