カープな毎日

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またも延長戦を落として7連敗

2015年04月07日 22時48分00秒 | 日記
巨人 000 000 001 01 2
広島 100 000 000 00 1
勝利投手:澤村1勝1S
敗戦投手:一岡3敗
セーブ:戸根1S


 打線活性化のため1番菊池、2番丸、3番ロサリオ、4番新井と大幅に入れ替えを行うと、初回に効果を発揮して、菊池の安打と盗塁などで1死3塁とすると、ロサリオが適時打を放って先制点を挙げました。
 4回に2死から1,2塁のチャンスを作りましたが、鈴木誠の中前打で2走會澤が本塁で刺され追加点を奪えず、6回も2四球で2死1,2塁の得点機を貰いましたが、堂林が一邪飛に倒れてしまい、杉内から追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は、前半は毎回のように走者を背負い、ピンチの連続でしたが、粘り強い投球で巨人に得点を与えませんでした。2回1死1,2塁は杉内を三ゴロ、4回2死1,2塁では村田を遊ゴロに抑え、更に続く5回1死2,3塁の大ピンチでは、坂本と阿部を打ち取り無失点で切り抜けると、6回から8回は三者凡退に抑えるました。

 大瀬良を援護した打線でしたが、マシソンと山口の継投の前に得点を挙げられませんでした。
 1点リードの9回も大瀬良がマウンドに上がりましたが、先頭亀井の当たりを左翼天谷が目測を誤り2塁打にしてしまうと、1死3塁から井端に適時打を浴びて、ついに同点に追いつかれ、マウンドを中崎に譲りました。
 中崎は後続を抑えて勝ち越しを許さないと、その裏に敵失などで1死2塁のサヨナラ機を迎えるも、田中が三振、代打松山が三邪飛に倒れて、またも延長戦に突入しました。
 10回からはヒースが登板し、1死1,3塁のピンチを招きながらも、巨人の重盗失敗に助けられ無失点で切り抜けましたが、11回に登板した一岡が四球をきっかけに1死2塁とされると、遊ゴロを好捕した田中が三塁へ悪送球して、決勝点を与えてしまいました。
 その裏も戸根に無安打に抑えられて、延長戦は5戦全敗となり、チームの連敗も7に伸びました。

 今日は大瀬良に勝ちを付けられず、本当に申し訳ない気持ちです。8回1/3で140球を投げる熱投でしたが、最後は不運な2塁打をきっかけに1点を失って、白星が消えて無念の降板となりました。
 これだけ苦しみながら自信の今季初白星が付かず、チームの連敗も止められず、大瀬良本人も辛い一戦だったと思います。しかし、大瀬良は何も悪くありません。よく投げたと思います。ナイスピッチング!

 もちろん援護が1点しかなかったことが最大の敗因ですが、それ以上に緒方監督の采配にも「なぜ?」と思われることが多々ありました。
 
 なぜ、打撃不振の田中をスタメンで使い続けるのか?やはり、木村昇は7連敗のきっかけとなる失策を犯したことを引きずっているのでしょうね。でも打線が打てない状況で、打撃好調の木村昇をベンチに燻らせているのはもったいないです。
 
 なぜ、9回1死2塁のサヨナラ機で田中をそのまま打席に送ったのか?ここは松山を代打で送るべきではないでしょうか。2死になってからでは遅いと思います。これは10回の守備も考えたのかもしれませんが、1点でも奪えばサヨナラ勝ちなので、一気に攻めてほしかったです。

 なぜ、登板過多の上に不安定な投球が続いているヒースや一岡を起用したのでしょうか?九里はあまり投げていないことを考えれば、九里を起用することも考えられたと思います。もちろん延長戦では良い投手から起用していくのは当たり前ですが、今の状態ならヒースや一岡と九里では大差が無いように思います。一岡が3敗目となったことで、自信が無くなってしまうことが心配です。

 そして、最大のなぜは大瀬良を9回のマウンドに送ったことです。8回まで3安打無失点に抑えていたので、変えづらいのはあったと思いますが、球数が135球であることを考えれば、リリーフを送るべきだったと思います。
 リリーフが登板過多になり、救援失敗が続いていたことで、交代しづらかったと思いますが、監督が選手を信用しなくては、これから戦えません。
 
 これ以上傷口が広がる前に修復しないと取り返しがつかないことになりかねません。ここらで緒方監督も考えを変えて、一から再スタートを切る必要があると思います。
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