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前田健が菅野に雪辱を果たされる

2015年04月22日 22時03分18秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 100 000 00X 1
勝利投手:菅野3勝2敗
敗戦投手:前田健1勝2敗
セーブ:澤村2勝1敗6S


 前田健は、初回に1死2塁とされると、2死後に坂本に適時打を浴びて先制点を与えてしまいました。
 2回は新井の失策などで2死3塁のピンチを迎えるも、自らの好守で菅野を投ゴロに打ち取り無失点で凌ぎ、3回1死2塁では橋本と坂本を連続三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 4回と5回も走者を出しながらも得点を与えず、6回には1死から四球と安打で1,2塁のピンチを迎えましたが、ロサリオの好捕もあり無失点で凌ぎました。
 7回は、この試合で初めて三者凡退の抑えて、7回を6安打1失点に抑える粘投でした。

 打線は苦手の菅野に手こずりました。2回に2死からロサリオと田中が連打を放つも、田中が1,2塁間に挟まれてアウトになってしまいチャンスの芽を摘んでしまうと、3回から7回まで1安打に抑えられ、6三振を喫してしまい、2塁さえ踏めませんでした。
 しかし、8回にロサリオの左飛をアンダーソンが捕球エラーして、無死3塁の大チャンスを貰いました。ところが、好調の田中が三振、代打天谷は四球を選ぶも、代打小窪も三振で2死となり、菅野と相性の良い安部は、球を捉えながら遊撃坂本の好捕により得点を挙げられませんでした。

 8回は一岡が、巨人の主軸を三者凡退に抑えて、味方の反撃を待ちましたが、9回は澤村の前に菊池、丸、新井の主軸が三者凡退に倒れてしまいました。
 
 昨年に続き、北関東での巨人戦は1勝も挙げることができず、悪夢を払しょくするどころか、苦手意識が更に強くなってしまい、正に鬼門となってしまいました。
 これで4月の負け越しが決まり、再び借金は今季最多タイの6に逆戻りです。いまだに浮上のきっかけを掴めずに、もがいている状態が続いています。
 昨季は野村監督が選手とのコミュニケーションにより浮上への道筋をつけていました。そろそろ緒方監督も何かしらテコ入れをしないといけませんね。

 前田健は7回を1失点に抑えましたが、打線の援護に恵まれませんでした。前回の登板も8回1失点と好投しながら、無援護で敗戦投手となりました。
 前田健は、先発として十分な投球をしていますが、唯一気になるのは、2試合とも初回に失点をしたことでしょうか。
 今の打線の状態で、初回に失点して試合開始早々から追いかける展開にしてしまったことで、チームを白星へ導くことはできませんでした。特に今日の巨人先発は菅野なので、先制点は致命傷になる可能性が高いので、絶対に先制点を与えてはいけない試合でした。
 この辺りに前田健が波に乗れない原因かもしれませんね。そして、エースの状態がチーム状態を象徴しているように感じますね。 
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