阪神 010 002 000 3
広島 112 025 00X 11
勝利投手:黒田3勝1敗
敗戦投手:藤浪1勝2敗
本塁打:[阪神]伊藤隼1号
貧打に苦しむ打線は、好調の田中を1番に起用してテコ入れを図ると、これがピタリと当てはまり、初回に安打と犠打で1死2塁とすると、丸が適時打を放って、幸先良く先制点を挙げました。
先発黒田は初回に2四球を与えるなど、制球に苦しみました。初回は無失点に凌ぎましたが、2回に2死1,3塁から上本に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
しかし、その裏の攻撃で、1死1塁の場面で打席に立つと、藤浪が2球連続で内角の際どいところにに投げ込んだことに激怒して、マウンドの藤浪に歩み寄ると、球場が一触即発のムードが漂いました。ここは、緒方監督らが黒田をなだめると、捕逸と黒田の進塁打で2死3塁となり、田中の一ゴロが敵失を誘い、勝ち越し点を挙げました。
更に3回には、3塁打、四球、落球で無死満塁のチャンスを貰うと、野間の一ゴロに敵失が絡んで2点の追加点を貰いました。
5回は、無死2,3塁から野間の犠飛と、會澤の適時打で2点を追加して、リードを5点に広げました。
黒田は、2回の事件をきっかけに立ち直り、3回は主軸を三者凡退に抑えると、4回と5回も走者を出しながらも無失点に抑えました。
しかし、6回に無死2塁から伊藤準に2点本塁打を浴びてしまい、この回を終えて球数が100球となったことで、その裏の打席で代打が送られて降板となりました。6回で9安打されながら3失点に抑える、粘りの投球でした。
3点差に追い上げられた直後の6回には2番手島本を攻めて1死1,2塁とすると、代わった金田から新井の適時打と野間の2点適時3塁打、更に會澤の2点適時打3塁打により、この回5点を挙げて試合を決めました。
7回は永川が無失点に抑え、8回と9回は今村が打者6人を完璧に抑えて、阪神に快勝しました。
12安打で今季初の2ケタ得点となる11点を挙げて、ようやく打線が冬眠から目覚めました。序盤は阪神の拙守に助けられて得点を挙げましたが、5回と6回には打線が繋がり、7得点を奪いました。
そのきっかけを作ったのは、黒田の気迫だったと思います。2回の打席で2球連続で内角の厳しい球に対して怒りを露わにして戦う姿勢を示すと、野手の闘争心に火が付き、その後の攻撃に繋がったと思います。
黒田の勝利への執念がチーム全体に伝わり、今までの重苦しい空気が一掃できたように感じたので、今日の一戦が打線復調のきっかけになるような気がします。
明日からは、打線が投手をしっかりと援護してくれるでしょう。今季は鯉の季節から上昇気流に乗って行きたいですね。
広島 112 025 00X 11
勝利投手:黒田3勝1敗
敗戦投手:藤浪1勝2敗
本塁打:[阪神]伊藤隼1号
貧打に苦しむ打線は、好調の田中を1番に起用してテコ入れを図ると、これがピタリと当てはまり、初回に安打と犠打で1死2塁とすると、丸が適時打を放って、幸先良く先制点を挙げました。
先発黒田は初回に2四球を与えるなど、制球に苦しみました。初回は無失点に凌ぎましたが、2回に2死1,3塁から上本に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
しかし、その裏の攻撃で、1死1塁の場面で打席に立つと、藤浪が2球連続で内角の際どいところにに投げ込んだことに激怒して、マウンドの藤浪に歩み寄ると、球場が一触即発のムードが漂いました。ここは、緒方監督らが黒田をなだめると、捕逸と黒田の進塁打で2死3塁となり、田中の一ゴロが敵失を誘い、勝ち越し点を挙げました。
更に3回には、3塁打、四球、落球で無死満塁のチャンスを貰うと、野間の一ゴロに敵失が絡んで2点の追加点を貰いました。
5回は、無死2,3塁から野間の犠飛と、會澤の適時打で2点を追加して、リードを5点に広げました。
黒田は、2回の事件をきっかけに立ち直り、3回は主軸を三者凡退に抑えると、4回と5回も走者を出しながらも無失点に抑えました。
しかし、6回に無死2塁から伊藤準に2点本塁打を浴びてしまい、この回を終えて球数が100球となったことで、その裏の打席で代打が送られて降板となりました。6回で9安打されながら3失点に抑える、粘りの投球でした。
3点差に追い上げられた直後の6回には2番手島本を攻めて1死1,2塁とすると、代わった金田から新井の適時打と野間の2点適時3塁打、更に會澤の2点適時打3塁打により、この回5点を挙げて試合を決めました。
7回は永川が無失点に抑え、8回と9回は今村が打者6人を完璧に抑えて、阪神に快勝しました。
12安打で今季初の2ケタ得点となる11点を挙げて、ようやく打線が冬眠から目覚めました。序盤は阪神の拙守に助けられて得点を挙げましたが、5回と6回には打線が繋がり、7得点を奪いました。
そのきっかけを作ったのは、黒田の気迫だったと思います。2回の打席で2球連続で内角の厳しい球に対して怒りを露わにして戦う姿勢を示すと、野手の闘争心に火が付き、その後の攻撃に繋がったと思います。
黒田の勝利への執念がチーム全体に伝わり、今までの重苦しい空気が一掃できたように感じたので、今日の一戦が打線復調のきっかけになるような気がします。
明日からは、打線が投手をしっかりと援護してくれるでしょう。今季は鯉の季節から上昇気流に乗って行きたいですね。