日南での秋季キャンプを打ち上げました。練習後は、円陣を作り中崎の音頭で手締めを行い、新井監督の発案により首脳陣、選手、スタッフ、関係者が全員でハイタッチを交わしました。
14日から合流した新井監督は、「100%のキャンプだったと思います」と総括し、来季に向けて手応えを得た充実のキャンプになりました。
新井監督は、合流初日の訓示により、選手達のモチベーションを上げると、キャンプ中も選手と積極的にコミュニケーションを取って、長所を伸ばさせるアドバイスを送るなど、選手が前向きになる雰囲気を作って、練習のムードを盛り上げて、例年以上に活気のあるキャンプになったと思います。
さらに最後の訓示でも、来春のキャンプで2軍になったからといって悲観する必要はなく、キャンプだけではなくオープン戦、シーズンに入ってもずっと競争させる方針を示し、積極的に1軍と2軍を入れ替える考えを伝えて、選手達のモチベーションをさらに高めたと思います。
また、例年ならキャンプのMVPを選出していましたが、新井監督は全員が良い動きをしていたとの理由から特定の選手名を選ぶことは不可能として、全員に期待していることを強調しました。これも選手のモチベーションを上げることに繋がると思われ、改めて新井監督の人心掌握術の高さを感じました。
新井監督が合流してからは、連日、活気あふれる練習となり、チームの雰囲気もかなり良くなっていたと思います。さらに雰囲気だけでなく、コーチ陣も選手の意見や考えを聞いて、寄り添った指導を行っており、技術的にもレベルアップに繋がる良い練習ができたと思います。
これほど、来春のキャンプに向けて期待が高まった秋季キャンプは久しぶりで、今から来春のキャンプが楽しみですね。