球団は、球団事務所でスカウト会議を行い、ドラフト会議で青学大の常広羽也斗投手を1位指名すると公表しました。
常広は、6月の全日本大学選手権優勝に貢献し、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を受賞しており、最速155kmの直球にフォークとカーブの制球も素晴らしく、即戦力はナンバー1の呼び声高い選手です。
白武スカウト部長によると「スカウト、幹部、現場みんなの意見が一致した。先発でも抑えでもいける。球の質もまだ伸びる。いろんな面で今年のナンバー1」と話し、他球団が1位指名の公表を控える中、他球団を牽制する狙いを含めて、12球団最初に公表しました。
補強ポイントである先発を任せられる投手は必要であり、完成度が高いうえに伸びしろもある常広投手を競合覚悟で指名にいくことを決定したのは良かったと思います。
公表したとはいえ、他球団との競合は必至だと思うので、くじを引くであろう新井監督の運の強さを信じるしかありませんね。
そして、明日からはクライマックスシリーズ・ファーストステージが開幕します。初戦は床田、2戦目は森下の先発が公表されており、九里と大瀬良は中継ぎとしてブルペン待機させて、攻撃では序盤から好機で積極的に攻撃を仕掛ける超攻撃的采配で、下剋上を目指す意気込みを見せています。
対するDeNAは、初戦は東、2戦目は今永の両左腕が先発する見込みです。左腕を苦手としている打線が如何に攻略できるかが、勝敗のポイントになると思われることから、カープのキーマンは4番起用が予想される堂林でしょう。
堂林の活躍が勝敗に大きく影響すると思われるので、早く1本でると、波に乗って打線をけん引してほしいですね。