球団は、藤井黎來に戦力外通告を行ったと発表しました。本人は現役続行の意思を示しており、球団は育成契約を打診しているとのことです。
藤井は、昨季は中継ぎとして12試合に登板して0勝1敗、防御率3.86の成績を残しましたが、今季は1軍登板がありませんでした。
これで、今オフは第1次通告で薮田、岡田ら支配下3選手、木下ら育成3選手の計6選手に戦力外通告を行っており、藤井で7人目となりました。
今オフのドラフトで支配下で4人の大学生投手を指名できたことで、藤井が戦力構想から外れたと思われますが、藤井は、昨季の登板を見ると、切れの良い直球と鋭いフォークが魅力の投手で将来性を感じたので、まだ伸びる可能性があると思っています。できれば、カープで育成として再契約してほしいですが、トライアウトで他球団を模索する可能性は十分あるかもしれませんね。
また、球団は、秋山が「右膝外側半月板部分切除」の手術を受けたと発表しました。復帰時期は未定となっていますが、取材に応じた新井監督によると、リハビリが順調に進めば、2月1日には間に合わないかもしれませんが、来春のキャンプ中にはチームに合流できる見込みとことで安心しました。
今季は8月に右ふくらはぎの損傷で約1か月離脱しており、その後も本来の打撃が取り戻せていなかったのは、今回手術した故障の影響があったからだったということでしょう。
この手術により、来季は万全のコンディションで臨むことができると思うので、来季こそは1年間離脱することなく、本来のパフォーマンスを発揮して、打線をけん引してほしいですね。