DeNA 000 000 200 2
広 島 100 001 02X 4
勝利投手:島内1勝
敗戦投手:上茶谷1敗
セーブ:栗林1S
本塁打:[広島]西川1号、末包1号
矢崎が発熱のため、コロナ特例で登録抹消となり、不穏な空気となりましたが、山本浩二元監督の始球式に鈴木誠也がサプライズ登場して、チームと球場の雰囲気を盛り上げました。
打線は初回2死後に西川が本塁打を放って、今永から幸先よく先制するも、2回から5回まで1安打に封じられて2塁さえ踏むことができませんでした。
先発の森下は、3回まで無安打1四球に抑えると、4回に2安打と重盗で1死2,3塁のピンチを招くも、宮崎を三振、大和を中飛に打ち取って無失点で凌ぎ、5回まで2安打無失点の好投でした。
6回は林の2塁打と犠打で1死3塁のピンチを招いたところで、大道にマウンドを譲りました。代わった大道が大田を二飛、牧は右飛に抑えて無失点で凌ぎ、森下は5回1/3を3安打無失点に抑えました。
直後の6回裏に代打末包が本塁打を放ち、さらに安打と四球に犠打で1死2,3塁としながら、代打松山は右飛、小園は敬遠で、秋山は三振に倒れてしまうと、7回に登板した中﨑が連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招いてしまい、代わったターリーが関根の適時打代打ソトの犠飛で2点を失って同点に追いつかれてしまいました。
8回は島内が登板して、先頭打者に四球を与えるも、大田、牧、宮崎の中軸を抑えて無失点で凌ぐと、8回裏に打線が連打と野選で無死満塁の好機を作り、代打田中の適時打と1死後の秋山の犠飛で2点を挙げて勝ち越しに成功しました。
9回は栗林が1安打無失点に抑えてDeNAに競り勝ち、2連勝でCSファーストステージを勝ち抜き、ファイナルステージ進出を決めました。
昨日に続き、両先発投手が好投して、終盤に試合がもつれましたが、新井監督の選手起用が見事に的中して、粘るDeNAを突き放して競り勝ちました。
1点リードの6回に森下がピンチを迎えると、迷うことなく大道に交代して、後続を断って無失点で切り抜けると、直後には大道の代打末包が本塁打を放ってリードを広げました。
7回は矢崎が不在だったため、代役として起用した中崎が2点を失ってしまいましたが、これは、6回の攻撃で末包の本塁打の後の好機を逸したことで流れが悪かったことも絡んでおり、仕方ない部分もありました。それでも勝ち越しは許さず、試合の流れを完全にDeNAに渡さなかったことで、8回に登板した島内がDeNAの中軸を抑えて、カープに流れを引き寄せて、田中の適時打に繋げました。
終盤は試合の流れが目まぐるしく変わる展開となりましたが、新井監督の起用が見事に的中して最後はカープに流れを引き寄せたと思います。
この連勝でチームは勢いをつけて、甲子園に乗り込むことができると思います。レギュラーシーズンでは阪神に苦戦しましたが、何とかCSではやり返してほしいですね。