キャンプ2日目は、大道、森下、栗林、床田、矢崎、島内の主力投手が揃ってブルペン投球を行いました。
床田は、直球、チェンジアップも交えて40球を投げ、改良中の緩いスライダーを試投して、投球の幅を広げること目指しているようです。
栗林は35球を投げて、直球の平均球速アップを目標に取り組んでおり、調子が悪くても強い直球でファウルを打たせる投球を目指すとのことです。
森下は26球を投げ、そのうち1球はマエケン直伝のスライダーを試投しました。感触については全然分からないとのことですが、打席に入った矢野は変化の大きさに驚いていたとのことで、新たな武器になりそうな気がします。
島内は41球を投げ、そのうち15球が習得中のカーブでした。縦に曲がるスライダーのような軌道で、本人によると、「真っすぐの軌道で落ちてくれれば。あとはキレさえあれば」と好感触を得ているようです。
昨日の九里も含めて主力投手は、それぞれテーマを持ってキャンプに臨んでおり、今キャンプ初のブルペン投球でも、上々の内容だったようです。
今日、ブルペン投球をした6人に九里と大瀬良は、昨季の成績からの上積みが期待されている投手であり、リーグ制覇のためには、活躍が必須です。今キャンプ序盤は順調な調整ができているようなので、レベルアップを図りながら、しっかりと調整を進めてほしいですね。
球団は、末包が昨日、広島市内の病院で「左膝内側半月板損傷」の診断を受けたと発表しました。全治は未定ですが、現在は自力で歩行できており、5日の第2クールから2軍キャンプに合流し、リハビリを行う予定となりました。
新井監督によると、重症ではないとのことで、長期離脱にはならないようですが、再発防止のため完治させるとのことで、開幕には間に合わないかもしれません。
本人が一番悔しいと思いますが、焦らずにリハビリをして、万全の状態で1軍に戻って、この悔しい思いをプレーで晴らしてほしいですね。