日南キャンプ第3クール初日は、今季初実戦となる紅白戦が特別ルールの7イニング制で、紅組が打者10人、白組が打者11人が先発するため、4アウト制で行われました。
注目の外野のポジションを狙う選手たちが揃って結果を残しました。紅組2番で出場した中村貴が3安打を放つと、紅組1番の久保は2安打、白組2番の田村と白組7番の中村健はともに1安打ながらも2塁打を放ち、白組1番の中村奨と2軍から参加して白組9番の大盛はともに1安打を放ちました。
第2クールまでのシート打撃では投手陣が好投しており、野手陣は目立っていませんでしたが、実戦では1軍入りを目指す外野手が揃って安打を放って首脳陣にアピールしました。
新井監督も、「みんながみんないいアピールしてくれた。すごくいい紅白戦だったと思います。」と評価しており、チーム内で刺激しあってレベルアップが図られていることに手ごたえを感じていると思います。
今キャンプでは、外野争いのなかで田村が注目されていますが、これが他の選手たちにも良い刺激になっていると思われ、田村に負けないようにという意識が好結果を呼び込んでいるのかもしれません。
明日も紅白戦が予定されているようなので、沖縄2次キャンプ行きを賭けた激しいアピール合戦が見られそうですね。
大瀬良がキャンプ3度目のブルペンに入り、初めて捕手を座らせ、ラプソードの数値をチェックしながら変化球を交えて40球を投げました。
本人よると 「明日の反応を見てになりますけど、問題なければこのクールでもう一度、入りたい。投げていても問題ないし、数字の問題もない。明日の反応を見て次のステップに進もうかなと思います」とのことで、ここまでは完全復帰に向けて、順調に段階を上げているようです。
現在は別メニュー調整が続いていますが、この調子であれば沖縄2次キャンプ中には通常メニューに戻れそうですね。