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森下と栗林の完封リレーで今季初の4連勝

2021年07月14日 22時50分55秒 | 試合結果

中日 000 000 000 0
広島 000 100 01X 2
勝利投手:森下6勝4敗
敗戦投手:柳7勝5敗
セーブ:栗林1敗18S
本塁打:[広島]小園1号

 先発の森下は、2回に連打で1死2,3塁のピンチを招きましたが、阿部を三振、木下拓を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、3回から5回までは1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。

 打線は、3回まで中日先発の柳に無安打に抑えられていましたが、4回1死から小園が本塁打を放って先制点を挙げました。なおも鈴木誠の2塁打で1死2塁の追加点機でしたが、坂倉が右飛、林が三振に倒れてしまいました。

 森下は、6回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、大島を三ゴロ、ビシエドを三振に斬ってピンチを脱すると、8回まで投げて5安打無失点の好投でした。

 6回も2死2塁とするも、鈴木誠が中飛に打ち取られ、7回には安打と四球で2死1,2塁としながら、森下が三振に倒れて追加点を奪えませんでしたが、8回に2塁打と連続四球で2死満塁として、林の適時打で待望の追加点を挙げました。

 9回は栗林が大島、ビシエド、福留のクリーアップを三者凡退に抑えて中日を零封しました。チームは今季初の4連勝で同一カード3連勝と最高の形で前半戦を終えて、30勝42敗10分の借金12の5位で中断期間に入ります。

 前半戦最後になって、投打がしっかりとかみ合って、僅差での試合でも勝ち切れるようになってきました。チーム状態が良くなっていることは間違いなく、ようやく良い戦いができるようになっただけに、ここで1か月の中断期間に入るのは惜しまれますが、こればかりは仕方ないですね。

 この1カ月でチームを立て直して、後半戦は巻き返してほしいですね。

 森下が素晴らしい投球で前半戦最後の登板を締めくくりました。立ち上がりから球に力があり、制球も抜群でした。さらに持ち味のピンチではギアを一段上げる投球が冴えわたり、2回と6回のピンチではきっちりと後続を断ち得点を与えませんでした。

 今季の森下は、好投を続けていたものの、ここ数試合は立ち上がりに失点するケースが続くなど、昨季後半のような凄みが感じられませんでしたが、今日の森下は昨季終盤のように相手打線を圧倒する投球でした。もちろん状態が良かったこともあったと思いますが、明大の先輩である柳に負けられないという思いが、投球に表れていたことは間違いありません。

 理由はどうであっても、森下が昨季のような投球を取り戻したことは、良かったと思います。オリンピック出場があるため休む間がないのは気がかりですが、後半戦に大きな期待を抱かせてくれました。

 

 


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