DeNA 100 000 000 1
広 島 001 102 00X 4
勝利投手:床田8勝5敗
敗戦投手:大貫6勝4敗
セーブ:栗林1敗18S
本塁打:[DeNA]佐野11号
先発の床田は、初回2死後に佐野に本塁打を浴びて先制を許しましたが、3回2死2塁は桑原を三振に斬って無失点で切り抜けると、打線は3回裏に四球と犠打で2死2塁として、野間の適時打で同点に追いつきました。
4回には床田が、死球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えながら、宮崎を併殺、大和を三振に斬って無失点に抑えると、4回裏に打線が死球と安打で無死1,3塁として、坂倉の犠飛で勝ち越しに成功しました。
6回も床田が安打などで2死3塁のピンチで牧を二ゴロに抑えると、6回裏に打線が安打に敵失が絡み1死3塁として、長野の適時打で1点を加え、さらに盗塁と安打で1,3塁となり、會澤の犠飛で1点を挙げて、この回2点を追加しました。
床田は7回に小園の失策などで無死2塁のピンチを迎えましたが、大和、ソト、嶺井を凡打に打ち取り、8回も2死2塁のピンチで佐野を三振に斬って得点を与えず、8回を投げて7安打1失点の好投でした。
9回は栗林が三者凡退に抑えて、チームの連敗を2で止めて1日で3位に再浮上し、床田は、自己最多の8勝目を挙げました。
床田は、2回と5回を除き毎回安打を打たれ、5度も得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球で適時打を許さず、初回の佐野の本塁打による1失点に抑えました。
初回に無死1塁から桑原を併殺に打ち取りながら、続く佐野に本塁打を浴びて先制を許してしまい、試合の流れがDeNAに傾きかけましたが、3回と4回のピンチを無失点で抑えたことで、DeNAに試合の流れを渡さず、打線の反撃を呼び込むと、打線も流れに乗って、序盤で追いつき、中盤で勝ち越して追加点を挙げる理想的な攻撃で、試合の主導権をしっかり掴みました。
投打とも理想的な試合展開での勝利となり、チームの雰囲気も良くなったと思うので、明日も期待したいですね。
NPBは、「マイナビオールスターゲーム2022」の監督推薦が発表され、カープからは栗林、床田、坂倉の3人が選出されました。栗林は2年連続2度目、床田は19年以来2度目、坂倉は初選出となりました。
栗林は今季の絶対的守護神として、床田は先発の軸として、それぞれ開幕からチームを支えており、坂倉もチーム唯一の全試合出場して中軸として打線を支えているので、選出は順当なところでしょう。
3人には活躍してほしいですが、それ以上に他球団の選手と交流する良い機会なので、一流選手の技術や考え方を吸収してレベルアップに繋げてほしいですね。
菊地涼が選出されなかったことは意外ですが、セカンドは既に牧と山田哲の2人が選出されているためと思われます。球宴の常連だった菊池涼がいないのは寂しいですが、良い休息期間と捉えて後半戦に備えてほしいですね。
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