栗原が自由契約を選択して退団

　昨日の東出の引退に続いて、今日は球団から栗原が退団するこという悲しい発表がありました。

　球団は、栗原と来季の契約について、以前から話し合いを行っており、球団からは、野球協約に定める減額制限を超える条件を提示されていました。
　球団の発表によると、栗原が「金額にかかわらず、出場機会を求め他球団をあたってみたい」という意思をもっており、それを尊重するため、ルール上減額制限超過提示による自由契約選択という形をとり、退団することになったとのことでした。
　
　低迷期の4番として孤軍奮闘していましたが、08年、12年、14年と3度も右肘の手術を受けており、その影響で打撃フォームを崩してしまい、14年と15年は1軍出場なしに終わっていました。
　昨秋に手術してからは肘の状態も良く、1軍復帰も近いかと思われましたが、2軍での出場機会が限られていたこともあり、打撃の状態がなかなか上向かず、今季の1軍昇格はありませんでした。

　栗原は、東出と同様に低迷期のカープを支えた功労者であり、できれば来季もカープのユニフォームを着て、1軍で打席に立つ姿を見たかったので、退団はとても残念です。
　それでも、栗原が悩み抜いて選んだ道なので、その意思を尊重することも大切ですね。来季は、どこのチームに所属するか分かりませんが、また1軍でプレーする姿を見せてほしいですね。そして、将来的には指導者としてカープに戻ってきてほしいですね。

　写真は、今年9月の由宇での試合前練習の様子です。試合には出場しなかったので、打席は見られませんでしたが、栗原のカープのユニフォーム姿を見られて良かったです。


　また、今日は日本代表・侍ジャパンの小久保監督が、「プレミア12」に出場する最終ロースター28選手を発表しました。
　カープからは前田健ただ1人だけで、これまで日米野球などでも選出されていた丸と菊池も今回は落選と寂しい結果となりました。
　しかし、丸と菊池の今季の成績を考えれば、落選は仕方ないと思います。この悔しさをバネに来季は奮起してほしいですね。
　そして、前田健には日本のエースとして頑張ってほしいですね。