エルドレッドの残留決定

　球団はエルドレッドと来季の契約について合意したと発表しました。再契約金が2,500万円、年俸は1億500万円＋出来高払いとなりました。
　エルドレッドは、5シーズン目となり助っ人としては、異例の長期在籍となりました。


　今季の成績は、79試合に出場して打率.227、19本塁打、54打点でした。
　右膝半月板損傷により開幕2軍スタートとなり、序盤は調子が上がらず、2軍に降格する時期もありましたが、勝負どころの9月以降は4番として8本塁打を放つなど、貧打に苦しむ打線を牽引しました。
　
　今季の成績だけも見れば少し物足りませんが、チームの窮地の救った本塁打など勝負強い打撃は健在で、終盤の活躍を考えると来季の契約をオファーするのは分かります。
　序盤の不振は、手術により出遅れにより調整ができなかったことが原因と考えられるので、来季は万全の状態で開幕を迎えれば、1年を通してエルドレッドが4番に座れば、打線の核として期待でき、更に新井への負担も軽減されると思うので、貧打解消に繋がるでしょう。

　来季の助っ人は、4年契約のロサリオとエルドレッドの2人が確定しました。助っ人野手については、シアーホルツとグスマンは、高額年俸であることを考えると厳しいと思うので、野手は新助っ人になると思われます。
　シュールストロム、マクレーンの両駐米スカウトの眼力で、優良助っ人を獲得してほしいですね。