カープな毎日

カープファンのひとりごと。

本塁打攻勢で白星発進

2009年05月19日 23時52分08秒 | 試合結果
広 島 002 020 005 9
オリックス 000 000 010 1
勝:大竹3勝1敗
敗:近藤3勝3敗
本:[広島]石原3号、赤松3号、4号

 今季も交流戦が始まり、初戦はオリックスとの対戦でした。
 先発は安定感抜群で防御率リーグNo.1の大竹でしたが、今日もその安定感は変わらず、7回無失点の好投で、ついに31回連続無失点の球団新記録を達成しました。 打線はオリックス先発の近藤を攻めあぐねましたが、3回に石原が先制2ランを、5回には赤松も2ランを放ち、放った安打2本が共に2ランで4点を挙げるという効率の良い攻撃でした。そして、1点を返された直後の9回には赤松が満塁本塁打を放ち試合を決めました。
 3本塁打で8点を挙げる攻撃は、本来の攻撃スタイルではありませんが、打って得点が入ることは、上昇のきっかけになると思います。
 交流戦が始まり、気分も変わったところで、初戦を快勝したことで、チームが乗っていけるかもしれません。そのためには、明日の試合が大切ですね。

 大竹が凄すぎます。今日は7回を投げて3安打2四球無失点とオリックス打線をほぼ完璧に封じました。初回は2死2塁から連続四球で2死満塁として、今日の試合で唯一のピンチを迎えましたが、日高を二ゴロに打ち取りピンチを脱すると、波に乗り7回まで全く危なげない投球でした。
 初回に連続でストレートの四球を与えた時は、心配しましたが、その後は気持ちを切り替えて投球できていたと思います。去年までの大竹ならムキになって、力むところですが、今年はそれがありません。これが大竹の成長の証です。この安定感は本物ですね。今ではルイスと並ぶほどの信頼感があり、安心して見ていられますね。 

 打線は3番に末永を起用する新オーダーを組んで、9得点を挙げましたが、8回までたったの3安打で相変わらずの貧打でした。四球で走者を出した直後に本塁打が飛び出したことで4点を挙げたものの、貧打解消とはいきませんね。だた、9回は3連打で1点を奪い、久々の適時打が出ました。本塁打ばかりとはいえ、得点を挙げられたことで、気楽に打席に立てたのでしょう。その結果が、赤松の満塁本塁打に繋がったと思います。最後に明日に繋がる攻撃ができましたね。
 一つ気になるのは、5番DHマクレーン、6番3塁シーボル、7番左翼嶋と不調の3人を並べたことですね。マクレーンは慣れたパ・リーグ相手ということで、出場させたのは理解できますが、シーボルと併用するのはやめるべきでしょう。この3人を並べても、得点に結びつけるには連打を期待するしかありません。(今日は珍しくシーボルが盗塁を決めましたが)
 パ・リーグの本拠地は広い球場が多いので、一発長打を期待するよりも、守備を重視した布陣で戦うべきでしょう。明日は一昨日の試合で大きなミスをした廣瀬に挽回するチャンスを与えてあげてほしいですね。
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初先発小松が収穫

2009年05月17日 22時32分49秒 | 試合結果
巨人 000 100 001 2
広島 000 000 010 1
勝:越智3勝1敗5S
セ:クルーン8S
敗:永川3敗11S
本:[巨人]脇谷1号

 篠田の復帰が遅れたため、ルーキーの小松に先発の機会が回ってきました。初回から5回まで毎回得点圏に走者を背負いましたが、失点は4回の脇谷に浴びた本塁打による1失点と粘りの投球を披露しました。しかし、打線は走者を出すものの、チャンスであと1本が出ずに小松を援護できず、完封負けが頭を過ぎり始めた8回に越智の暴投でようやく同点に追いつきました。ところが、9回に廣瀬のまさかの後逸で1死3塁のピンチを招くと、永川の暴投で決勝点を献上してしまいました。
 1分を挟み3連敗で借金はついに5にまで膨れました。来週からの交流戦を前に、連敗のままリーグ戦が終わったのは残念でしたが、小松の好投という収穫があったことは、暗い話題が続くチームにとっては良かったと思います。

 小松は140㎞台前半のストレートを中心に、スライダー、フォークを織り交ぜて、7回を投げて7安打も打たれながら、失点は本塁打による1失点はすばらしいの一言ですね。走者を背負っても、慌てずに後続をしっかりと打ち取る冷静なマウンドさばきでしたね。また、雨のため試合開始が1時間遅れる悪条件でしたが、気持ちを切らさなかったところも素晴らしいですね。
 今日の先発が小松と東野と聞いた時には、大敗も覚悟しましたが、小松が予想以上の投球をしたので、僅差の戦いとなったのは嬉しい誤算でした。
 篠田の復帰が遅れ、長谷川がローテから脱落、青木高も大量失点はしないもののパッとしない投球が続いていますので、小松の好投は今後の戦いに明るい材料となりましたね。

 打線は5番3塁にマクレーンを起用したものの、6番右翼に末永を起用して、ようやく新しい戦力に目を向け始めました。
 今季初スタメンの末永は3打数1安打1四球1盗塁と結果を出しました。残念ながら得点に関ることはありませんでしたが、2軍に落とされないように必死にプレーする姿は、今の低迷する打線に刺激を与えたのではないでしょうか。
 昨日までは変わり映えのしない打線でしたが、今日は少しは改善されたので、負けはしましたが、多少は光が差し込んできた気がします。

 一方で廣瀬が9回に痛恨の後逸で敗戦の原因を作ってしまいましたので、このプレーで次戦からスタメンを外されて、嶋やマクレーンを起用するのではないかと心配してしまいます。
 確かに痛いプレーではありますが、これで全てを否定してはいけないと思います。取り返すチャンスを与えることも大切だと思うので、嶋やマクレーンを起用するよりも、廣瀬を使って欲しいです。

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投手戦か貧打戦か

2009年05月16日 23時40分02秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 000 0
広島 000 000 000 000 0

 両チームの合わせて12人の投手を注ぎ込んだ試合は、共に投手陣が素晴らしい投球で無得点に抑えて、12回引き分けとなりました。
 先発のルイスは走者を出しても併殺で切り抜けるなど、危なげない投球を披露しましたが、貧打線は巨人先発内海を打てず、ほとんどチャンスを作ることができませんでした。中継ぎ陣が無失点で耐えて反撃を待ち、唯一巡ってきたチャンスは11回の1死1,2塁でしたが、赤松、梵が凡退して得点を挙げられませんでした。

 巨人は5安打、カープは3安打で両チームとも3塁すら踏めない投手戦は、シーズンを通しても、めったにあるものではありませんね。これを投手戦としてみれば、カープの投手陣はよく抑えたと思いますが、貧打戦としてみれば、カープ打線がかなり深刻な状態であることを痛感しました。
 
 ルイスは7回を4安打5奪三振とほぼ完璧な投球をすれば、その後を継いだシュルツ、永川、横山、梅津、林は5回を1安打投球でこちらも完璧なリリーフでした。打線が頼りないため、1点でも失うと、即敗戦を意味するので、1点も与えられないというプレッシャーの中で、文句の付けようが無い投球ができたことは、素晴らしいと思います。強力巨人打線を5安打無得点に抑えたのは、賞賛に値するものです。
 今日はルイスの凄さを改めて実感するとともに、今季の中継ぎ陣の充実度を再確認できました。これだけの投球を見せられると、白星を付けてあげたかったと思ってしまいます。

 一方の打線はついに迷宮入りしたかのようなスタメンでした。昨日の敗戦のきっかけを作ったシーボルを外して5番3塁にマクレーンを起用したところまでは、まだ理解できますが、1番右翼に東出、3番2塁に梵、6番遊撃石井と驚きの起用でした。しかし、結果は12回でたったの3安打と全く効果なし。
 東出は2塁で固定するべきで、梵か石井を3塁で起用し、マクレーンはベンチ(本当は登録抹消と言いたいですが)、右翼は昨日初安打を放った末永を起用するのがベストメンバーだと思います。先日のヤクルト戦で敗戦のきっかけとなった失策を犯した梵を懲りずに2塁で起用する意味が理解できません。調子の悪い時に、慣れない守備位置で余分な負担を掛けてはいけないと思います。ブラウン監督の采配が大きく狂いだしたような気がします。
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リズムが悪い試合

2009年05月15日 23時00分46秒 | 試合結果
巨人 000 311 000 5
広島 000 020 000 2
勝:ゴンザレス3勝
セ:クルーン7S
敗:青木高2敗
本:[巨人]ラミレス7号

 交流戦前最後のカードは唯一相性の良い巨人戦でした。相性の良さで勝って上昇へのきっかけを掴みたいと思っていましたが、そんな甘い考えは4回で吹き飛んでしまいました。
 
 先発したのは予想外の青木高でした。青木高は3回までパーフェクトの上々の立ち上がりでしたが、4回に松本、小笠原に連打を浴びると、ラミレスに痛恨の3ランを被弾。超低迷打線にとっては、あまりにも痛すぎる3失点でした。
 しかし、頼りない打線が、その裏に梵の2塁打に坂本の失策で1死1,3塁の反撃機を作りましたが、問題の5番シーボルは三振、6番嶋が二ゴロに倒れて無得点。
 4回には更に1点を失い、絶望的な追加点を奪われましたが、その裏に赤松の2点適時打で2点差に詰め寄り、反撃意欲が沸いた直後の5回にシーボルがまさかの適時失策で5点目を失ってしまいました。
 先制された直後の反撃機で無得点、反撃を開始した直後に失策で追加点を与えてしまうという、攻守のリズムがあまりにも悪い試合でした。

 問題のマクレーンはスタメン落ちしましたが、2軍落ちはしていません。つまり、監督はまだ1軍で起用し続けるつもりだということですね。たまたま、巨人先発が右のゴンザレスだったので、左の嶋を起用したということでしょうね。
 末永が昇格しましたが、他にも井生、松山など2軍で調子の良さそうな選手はいますので、マクレーンと入れ替えをしてほしいですね。

 また、5番にシーボルを起用しましたが、なぜシーボルを主軸で起用するのかが理解できません。得点圏打率.160という数字を見たら、絶対に起用する気になれないはずです。今のシーボルをスタメン起用するくらいなら、喜田剛をスタメンで起用してほしいですね。喜田剛は試合出場に飢えていると思うので、スタメン出場すれば、このチャンスを逃すまいと必死にプレーするはずです。今のカープに必要なのは、がむしゃらにプレーする姿だと思います。
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天谷離脱のショックで大敗

2009年05月14日 23時23分46秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1
阪神 112 020 10X 7
勝:安藤3勝2敗
敗:前田健2勝4敗
本:[阪神]鳥谷5号

 天谷が骨折により登録抹消という緊急事態が発生しました。このショックを引きずったのか、先発・前田健は序盤でKOされ、後を継いだ大島も失点を重ねれば、打線は2併殺でチャンスを潰してしまい、9回に赤松の内野安打で1点を返すのが精一杯。投打共に精彩が無く、阪神に大敗を喫してしまいました。
 
 昨日に続く拙攻で9安打を放ちながら得点はたったの1点のみ。特に2点ビハインドの4回1死1,3塁の反撃機に、石井が併殺打で無得点だったのは痛かったです。ここで1点でも返せていれば、試合の流れが変わっていた可能性があったと思います。その悪い流れを引きずったように、その裏に先頭関本の遊ゴロを石井が失策したのをきっかけに2点を失ってしまいました。
 攻撃の悪いリズムを守備にまで引きずってしまう、最悪のパターンでした。打てない時こそ、しっかり守らなければいけませんね。廣瀬のように守備でも勝利に貢献できますから。

 得点力が上がらない打線にあって、打撃好調だった天谷が右手有鈎骨骨折のため、出場選手登録を抹消されてしまいました。昨日の試合で、10回の打席でファウルを打った際に骨折したようです。復帰までに1から2ヶ月を要するようで、早くても後半戦からの復帰となりそうです。天谷はここまで打率.300、打点10、本塁打2本と、3番打者として栗原に繋ぐ役割を十分に果たしてきました。昨日の勝利も天谷の四球がきっかけとなったことからも、今ではチームに欠かせない存在となっていただけに、この離脱はとても痛いですね。
 特に今季は開幕から5番打者の不在が続いており、これで3番までいなくなっては4番栗原へのマークが一層厳しくなってしまいます。今日はシーボルが3番に入りましたが、シーボルでは役不足です。かと言って、他に適任者がいるかと言えば、今のチームには見当たりません。
 このままでは、鬼門である交流戦で以前のように、ボロボロになってしまう危険性があります。ここは悠長なことを言っていられる状況ではなくなってしまったので、ぜひとも前田に復帰してもらうしか方法はないと思います。ブラウン監督は動くべき時です。

 
 

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永川球団タイ記録の138セーブ

2009年05月13日 23時56分44秒 | 試合結果
広島 000 000 010 1 2
阪神 000 001 000 0 1
勝:横山1勝2敗
敗:藤川1勝2敗2S
セ:永川2敗11S
本:[阪神]新井5号

 昨日は貧打で、今日は拙攻のオンパレード。勝てる雰囲気が全くしない展開でしたが、それでも勝てたのは、投手陣が阪神に流れを渡さずに、抑え続けてくれたからですね。

 それにしても得点できませんね。今日は悔しいを通り越して呆れてしまいました。4回と7回の無死1,3塁で得点できず、8回の無死満塁では栗原の押し出し四球で挙げた1点のみ。9回無死1塁では石原、赤松が連続バント失敗と信じられないような攻撃でした。

 今日は何とか勝ったとしても、今の打線の状態はかなり深刻ですね。何とか上昇するきっかけが欲しいところなんですが、そのきっかけとなるプレーや選手が出る気配を感じません。
 来週からは鬼門の交流戦が始まるだけに、早く復調してくれることを願うだけですね。 

 先発の齊藤は新井に一発を浴びたものの、走者を背負っても落ち着いて後続を断ち、6回を4安打1失点に抑えました。7回からは梅津、シュルツ、横山と無失点で繋ぎ、勝ち越した10回には永川が締めました。永川はヒヤヒヤで遊撃・石井と右翼・廣瀬のファインプレーに救われましたが…。これで大野さんの持つ球団記録に並ぶ通算138セーブとなりました。本当はもっとすっきりと抑えて達成してほしかったのですが、危なかっしい抑え方も永川らしいかもしれませんね。
 
 それにしても、10回の石井と廣瀬の守備は素晴らしかった!石井は1死2塁でジャンピングキャッチ、廣瀬は2死1,2塁でダイビングキャッチと、共に抜けていれば同点、又はサヨナラ負けのところでした。特に廣瀬の守備には痺れました。打てないマクレーンよりも、守れる廣瀬をスタメンで起用した方が、絶対に良いと思いましたね。今のように打てないなら、失点を減らすために、守り重視で戦うのも一つの手かもしれないです。

 その打てない打線は5番以降が全く機能していません。今日は5番に嶋が入りましたが、4回1死1,3塁で最悪の併殺打。7回の無死1,3塁では代打マクレーンが送られましたが、見逃し三振。5番が機能しないので、相手バッテリーは4番の栗原を歩かせて良いという考えがあるのでしょう。5番打者を任せられる選手がいません。マクレーン、シーボル、嶋と候補選手が揃って不調。あと考えられるのは、喜田剛か緒方を起用するくらいでしょうか。今の状態であれば、何かのきっかけになるかもしれないので、試して見る価値はあると思いますね。 
 

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2安打では勝てずサヨナラ負け

2009年05月12日 23時49分46秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 000 000 001 1
勝:下柳3勝2敗
敗:横山2敗
本:[阪神]金本9号

 大竹と下柳の投手戦となった試合は、金本のサヨナラ本塁打で決着がつきました。大竹は球のキレ、制球とも素晴らしく、8回を4安打無失点に抑えましたが、肝心の打線が下柳の前に9回2安打に封じられて、得点できず大竹を援護できませんでした。9回から登板した横山が先頭の金本に左翼席へ運ばれて、何とも残念なサヨナラ負けとなってしまいました。

 この敗戦で借金は今季初の3となってしまい、5位に転落しました。この調子のままでは、貯金どころか5割も遠のいてしまいます。起爆剤となる選手が出てきて欲しいところですが、前田は未だにウエスタン戦に出場していません。早期の復帰が待たれますね。

 今日のポイントは9回の攻撃だと思います。2死無走者から栗原がチーム2本目の安打を放ち、シーボルが四球を選んで1,2塁のチャンスを迎えました。ここで打席には、大不振のマクレーンでしたが、代打を送らず、結果は右邪飛に打ち取られてしまいました。下柳が100球を越えて疲れが見え始めたいたところなので、ここで代打・緒方を送り勝負して欲しかったですね。
 マクレーンの再生計画として、昨日はブラウン監督が直接指導したようですが、その効果は出ずに4打数無安打でした。慣れさせるためにスタメンで起用を続けるようですが、慣れさせるなら2軍でやってほしいですね。成績に余裕があるのであればともかく、1軍は育てる場ではなく、結果を求められる場です。百歩譲って、スタメン起用したとしても、チャンスでは代打を送って勝負してほしいです。

 大竹は文句ない投球でした。2回に1安打2四球で無死満塁の大ピンチを迎えましたが、藤本を投ゴロ併殺に打ち取ると、一気に調子が上がり、8回まで119球を投げて4安打無失点に抑え、ついに防御率は1点を切り、0.90と驚異的な数字となりました。
 この投球内容を考えると、今日はなんとしても白星を付けてあげたかったのですが…。負け投手にならなかったことが、せめてもの救いですね。
 白星を手にすることはできませんでしたが、次回登板では打線が奮起して助けてくれるはずです。気落ちせずに、自信を持ってもらいたいですね。
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昨日と全く反対の試合

2009年05月10日 22時43分44秒 | 試合結果
広島 000 010 000 1
ヤクルト 001 003 00X 4
勝:館山3勝
セ:林昌勇10S
敗:林1敗

 昨日はヤクルトの失策に助けられて勝った試合でしたが、今日はカープがミスを連発して負けてしまいました。
 打線の入れ替えが裏目に出てしまいましたね。1番遊撃石井、2番2塁梵の新打順でしたが、初回に石井が四球で出塁するも、梵が送りバントを失敗して走者を勧められませんでした。栗原が右前安打を放ったものの、送りバント失敗が響き先制点を挙げられませんでした。
 ここで波に乗り損ねると、2回,3回と先制機を逸して、逆にヤクルトに先制を許してしまいました。
 5回に天谷の犠飛で追いつき、振り出しに戻ったと思ったら、6回に2死1塁から田中浩の二ゴロを梵が捕球できず、チェンジが一転してピンチとなってしまいました。ここで林は気落ちしたのか、竹内、川島慶に連続タイムリーを浴び、嶋の失策も加わり一気に3点を失ってしまいました。

 東出が不振なのは明らかなので、スタメンを外したのでしょうが、東出は内野守備の要だと思っていますので、打順は下げてもスタメンから外さない方が良いと思います。ブラウン監督も東出を信頼していると思われるため、梵や石井らに2塁守備の練習はさせていないのだと思います。今回は守備よりも打撃を優先させた結果、東出を外して不慣れな梵をスタメン2塁で起用したと思われます。
 この選手起用の複線は、昨日の試合の攻撃があるのだと思います。5回1死満塁で東出が併殺打。9回1死満塁で赤松、天谷が凡退と共に得点できませんでした。ブラウン監督は、これが気に入らず打撃を優先させたのでしょう。
 今季の戦い方は、打ち勝つスタイルではなく、守りを重視したスタイルを目指しているのですから、赤松を外すのは構いませんが、守りの要・東出を外してまで、打線を重視して欲しくないですね。

 先発の青木高は3回1失点とまずまずの投球だったと思いますが、4回の攻撃で代打を送られてしまいました。もう少し投げさせても良かったと思いますが、打たれる前に、継投策に出たのでしょう。ルイスが完全復活したことで、中4,5日で登板する可能性が高く、篠田が戻れば、交流戦は5人でローテを回せそうなので、先発機会が減ると思われますが、第6の先発が必要な時には使える目処が立ちましたね。

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ルイス復帰星

2009年05月09日 23時03分39秒 | 試合結果
広島 000 013 000 4
ヤクルト 000 100 000 1
勝:ルイス2勝1敗
セ:永川2敗10S
敗:川島亮2勝2敗

 先発ルイスが7回を1失点に抑えて、復帰後初白星を挙げました。4回にガイエルに適時2塁打を打たれましたが、直後の5回に川島慶の適時失策で同点に追いつくと、6回は赤松、天谷、栗原の3連打にガイエルの失策で2点勝ち越し、石井の適時打で追加点を挙げました。8回は横山、9回は永川が締めて連敗を2で止めました。
 
 ルイスが完全復活ですね。7回を投げて4安打1失点で7奪三振と本領を発揮しました。4月はルイスらしい投球が出来ていませんでしたが、今日はルイスの持ち味である切れのある直球が低めに決まっていました。この投球が戻ってくれば、もう安心ですね。これからはどんどん白星を挙げてくれることでしょう。5月戦線が楽しみになってきましたね。 

 今日はヤクルト守備陣の乱れにより助けられた試合ですね。5回は1死1,3塁で石原が遊ゴロを放ち、併殺で無得点に終わるところでしたが、失策で同点に追いつきました。その後のチャンスで東出が投ゴロ併殺に倒れる嫌な雰囲気でしたが、6回に栗原の右前適時打をガイエルが失策して2点が入り、嫌な流れを断ち切ってくれました。そして、栗原が盗塁を試みたところ、相川の暴投で3進後に、石井が適時打を放ち、完全にカープペースになりましたね。この流れがあったからこそ、8回に横山が3安打を浴びながらも、併殺で無失点に抑えられたのだと思います。
 相手のミスに乗じた攻撃ができるかできないかで、試合の流れが大きく変わると思います。今日は肝心なところでヤクルトがミスを連発してくれて、自ら試合の流れを手放したという印象ですが、最後に石井の適時打が出たので、流れに乗り損ねずにすんだと思います。石井が凡退して2点止まりだと、試合展開はどうなったか分からなかったと思いますね。
 本当はこの流れを明日に継続するためには、9回1死満塁でダメ押し点を取っておきたかったですね。まあ、これは永川にセーブをつけるためにに3点差をキープしたと思っておきましょう。
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移動日で良かった

2009年05月08日 23時04分47秒 | 日記
 昨日はあまりのショックで寝つきが悪く、寝不足気味の1日でした。今日が移動日で試合が無くて良かったです。今日も試合があると、気になって仕方ないですからね。1日空いたことで気持ちが切り替えられました。
 明日からは苦手ヤクルトとの2連戦です。先発はルイス、青木高が有力ですから、絶対に明日は勝たないといけません。これ以上、ヤクルトに負けてしまうと、完璧に苦手チームになってしまい、今後の戦いが不利になってしまいます。
 エースのルイスで勝って、昨日の嫌な負けを払拭して、勢いを付けて2戦目を戦いたいですね。
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