カープな毎日

カープファンのひとりごと。

台風4号接近で中止

2010年08月11日 22時00分11秒 | 試合結果
 今日の阪神戦は台風4号接近のため中止となりました。先週は2カードとも勝ち越して調子が上向いてきたところで、阪神の調子も下降ぎみだったので、今日は試合をしたいところだったので中止は残念です。
 でも今日は先発が齊藤だったと思われ、今のローテ投手の中では一番不安なので、中止になって良かったのかもしれませんね。

 明日はローテとおりスタルツの先発が予想されます。前回は横浜打線を相手に8回を1安打無失点に抑える好投だったので、明日の登板で真価が問われます。2試合続けて好投してくれなと、首脳陣の信頼を得られませんから。
 スタルツが好投して、阪神に勝ち越して週末の中日戦に弾みをつけたいですね。
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チュークひやひや初セーブ

2010年08月10日 23時53分47秒 | 試合結果
阪神 002 000 121 6
広島 200 400 10X 7
勝:篠田6勝4敗
敗:メッセンジャー3勝2敗
セ:チューク1S
本:[阪神]ブラゼル35号、マートン11号、城島19号

 先発篠田は毎回安打を打たれ、得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。味方が先制した直後の2回は1安打2四死球で1死満塁のピンチを招きましたが、メッセンジャーとマートンを抑えて何とか無失点で切り抜けました。しかし、3回に四球で走者を出した後にブラゼルに同点本塁打を打たれてしまいました。
 その後は4回の無死1,2塁と5回の1死2塁のピンチは後続を打ち取る粘りの投球で阪神打線を抑えました。7回にマートンにソロ本塁打を打たれたものの、7回を3失点に抑えました。

 初回に梵と赤松の連続安打で1死1,3塁とすると、栗原の遊ゴロを鳥谷が失策して先制点を貰うと、続く廣瀬の犠飛により2点を先制しました。
 同点に追いつかれた後の4回には、3四球で1死満塁の再びチャンスを貰うと、篠田が走者一掃の適時3塁打を放ち、更に東出の犠飛でこの回4点を奪い勝ち越しに成功しました。
 7回にも栗原の適時打が飛び出して、このまま終わるかと思われましたが、8回から登板した大島が城島に2ランを打たれて2点差に追い上げられ、桜井にも安打を打たれたところで今日に1軍復帰した横山をマウンドに送り後続を抑えました。
 9回は新守護神チュークをマウンドに送りましたが、先頭の平野に四球を与えて、盗塁と悪送球でいきなり無死3塁のピンチを迎え、鳥谷のニゴロの間に1点を失い、新井にも2塁打を打たれ一打同点の場面となりましたが、ブラゼルと金本を右飛に打ち取り何とかリードを守り、対日初セーブを挙げました。

 ようやく横山が1軍に復帰して中継ぎ陣に頼れる投手が戻ってきて安定感が戻ることを期待しましたが、今日も終盤に失点を重ねて不安を払しょくできませんでした。しかも、失点したのが大島とチュークというこれから勝ちパターンを担う投手というところが不安を一層助長させます。特にチュークは先頭打者に四球を与えているのは気になります。また、1点差にされた後の1死2塁でブラゼルと金本にうたれた右飛は、球を捕えられておりフェンス際まで飛ばされています。マツダスタジアムなので右飛となりましたが、狭い球場なら逆転本塁打になっていました。
まだチュークを守護神として起用するのは不安が残ります。
 その点で横山は打者2人を完璧に抑えて、2人とは貫録の違いを見せつけました。やはり横山は頼りになります。できれば、当面は横山を抑えとして起用してほしいですね。

 今日の失点は7回のマートンの本塁打以外は、全て四球がきっかけになっています。無駄に四球を与えると失点に繋がることは、今までの戦いで証明されているのですから、何とか修正できないものでしょうか。この失点パターンを減らさないと投壊は治りませんね。
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中田初先発初黒星

2010年08月08日 22時53分10秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 204 100 00X 7
勝:朝井1勝
敗:中田1敗
本:[巨人]阿部33号、ラミレス36号

 ローテの谷間ということで、マウンドにはプロ初先発となる中田が上がりました。初回は2死まで簡単に取りましたが、小笠原、ラミレス、阿部と3連続四死球を与えて満塁とすると、エドガーに適時打を打たれて2点を失いました。
 2回にも2四球などで2死満塁のピンチを迎えましたが、ここはラミレスを左飛に打ち取り何とか無失点で切り抜けたものの、制球が定まらずベンチはたまらず2回で交代させました。
 この継投が裏目に出て、3回から登板した林が阿部にソロ本塁打を浴びると、3連打で1点を失い、更に犠飛と適時2塁打も打たれて、この回4点を失ってしまいました。
 こうなると巨人ペースになってしまい、4回には上野がラミレスにダメ押し本塁打を打たれて試合はほぼ決してしまいました。
 
 栗原が復帰して厚みを増した打線でしたが、今日は朝井の前に全くタイミングが合わず、7回まで2安打に抑えられて得点を挙げることができませんでした。
 終わってみれば、散発3安打での完封負けとなってしまいました。

 巨人打線は初先発の中田にとっては荷が重すぎたかもしれませんね。立ち上がりさえ乗り切れば波に乗っていけると思っていましたが、いきなりの2失点で自分のペースに乗れませんでした。
 坂本と松本は簡単に打ち取り大丈夫かと思ったのですが、小笠原に四球、ラミレスは死球、阿部にも四球と3連続四死球を与えてしまい、エドガーに適時打を浴びる最悪の結果となってしまいました。特にラミレスへの死球は追いこんでいただけにもったいなかったですし、これで中田が動揺してしまったように思えます。
 2回も投手の朝井に四球を与えるなど立ち直る気配が感じられず、満塁でラミレスを迎えた時には大量失点を覚悟しましたが、左飛に打ち取って無失点に抑えたところには、今後への期待を感じさせてくれました。できれば打席の回る3回まで投げさせてほしかったですね。
 中田には苦い初先発となりましたが、これも経験として今後に活かしてほしいですね。
 
 打線は朝井に全く合っていませんでした。唯一栗原だけが2安打を放ちましたが、後続が全く続がず得点に繋げられませんでした。唯一のチャンスは2回の無死2塁でしたが、廣瀬が一ゴロ、嶋と岩本が連続三振に倒れてしまいました。ここで1点でも返せていたら試合展開は変わっていたかもしれないだけに悔やまれます。
 朝井は楽天から移籍してきたので、情報不足なところもあったと思いますが、次回は十分に研究して攻略してほしいですね。
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巨人戦今季初のカード勝ち越し

2010年08月07日 23時27分52秒 | 試合結果
広島 050 020 001 8
巨人 002 000 000 2
勝:ジオ4勝6敗
敗:福田2勝3敗
本:[広島]栗原8号

 4番栗原が復帰して軸がしっかりした打線が2回に爆発しました。1死から廣瀬が安打で出塁すると、嶋も安打で続き、岩本と石原の連続適時打で2点を先制すると、ジオにも安打が飛び出して、東出が適時打で続いて3点目を挙げました。
 続く梵の打席でスクイズを仕掛けましたが、まさかの空振りで3塁走者がアウトになり、嫌な空気が漂いましたが、梵が適時2塁打を放って失敗を取り返しました。結局、この回7連打5点を奪い、早々に先発ジオを援護しました。

 大量援護をもらったジオでしたが制球が甘く、毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。3回には2死から坂本に3塁打を打たれると松本に適時打を打たれ、更に小笠原にも適時打を浴びて2点を失ってしまいました。
 続く4回にも2死から脇谷に安打を打たれ、代打亀井と坂本に連続四球を与えて満塁のピンチを招き、嫌なムードになりかかったものの、松本を投ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 すると直後の5回に2死から天谷が四球で出塁し、今日1軍復帰した栗原が左翼席に2ランを打ち込んで巨人を突き放しました。 
 ジオは5回以降要所を締める粘りの投球を披露して、巨人打線に反撃を許しませんでした。球数が120にまで達していたため、9回は岸本にマウンドを譲りましたが、8回2失点の好投でした。9回を岸本が締めて巨人に快勝しました。巨人戦の今季初のカード勝ち越しを決めて、チームも3連勝と上昇気配となってきました。

 昨日はマエケンの熱投で巨人に競り勝つと、今日は栗原の復帰で打線が繋がっての快勝です。今季巨人戦は3勝全てがマエケンで、他の投手は誰も勝てていません。チームにマエケン以外では勝てない雰囲気が漂っていましたが、今日のジオの白星によりチームが巨人の呪縛から解放されたと考えて良いでしょう。今まで巨人にやられ放題だったので、これから少しでもお返しをしたいですね。
 明日は先発がおらず、中田がプロ初先発する可能性があります。中田には結果を考えず、思い切り投げ込んでほしいですね。そうすれば良い結果が付いてくるはずです。

 栗原がようやく1軍に復帰しました。調整のため出場した2軍戦ではケガの影響もあり本来の打撃を取り戻せず、見切り昇格となりましたが、即スタメン起用の期待に応えて、貴重な追加点となる本塁打を放ちました。次打席でも右安打を放ち、5打数2安打2打点といきなりのマルチ安打を記録しました。この2安打でケガへの恐怖心も払しょくできたでしょう。
 これからの残り試合を4番としてチームを牽引して、勝利に導いてほしいですね。 

 マエケン、スタルツ、ジオが復調して、栗原が復帰と良い雰囲気が漂ってきました。4位ヤクルトとは6.5ゲーム差と開いていますが、8月反攻が期待できそうなので、少しでも追いつきいて終盤戦を迎えたいですね。
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後半戦初の連勝

2010年08月06日 23時51分40秒 | 試合結果
広島 010 003 000 4
巨人 001 000 000 1
勝:前田健12勝5敗
敗:オビスポ2勝3敗
セ:大島1勝3S
本:[広島]天谷5号、嶋9号

 エース前田健が中6日の万全の態勢で臨んだ試合でしたが、立ち上がりは制球の苦しみ、変化球のキレもいまいちの状態でした。初回は1死1塁から小笠原の投直が併殺になり、2回は先頭のラミレスに2塁打を打たれるなど、1死1,2塁とされましたが、長野、脇谷を打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は2回に廣瀬が3塁打で出塁すると、石井が適時打を放って前田健に先制点をプレゼントしましたが、直後に前田健が、坂本と松本の連打で1点を奪われて同点に追いつかれてしまいました。前田健はこの失点で気持ちが吹っ切れたのか、ここから本来の投球を取り戻し、続くピンチで小笠原とラミレスを打ち取り1失点に抑えました。
 3回以降はオビスポに封じられていた打線は6回に1死から梵が四球で出塁すると、天谷が右翼席に2ランを放って勝ち越しに成功すると、続く嶋も右翼席に2者連続本塁打を放ち、この回3点を奪ってオビスポをKOしました。

 立ち直った前田健でしたが、7回は2塁打と牽制悪送球で1死3塁のピンチを招きましたが、長野、脇谷を抑えて、8回は無死1塁、2塁から松本を併殺打に打ち取り、巨人に得点を与えませんでした。
 9回は大島が3者凡退に抑えて、苦手巨人戦のカード初戦を取りました。前田健が12勝目を挙げてハーラートップに並び、チームは後半戦初の連勝を飾りました。

 立ち上がりのマエケンを見ていたら、今日も大量失点でKOされるのではないかと心配しましたが、1点を奪われたことで開き直ったかのように球のキレが良くなり巨人打線を封じました。試合中に気持ちを切り替えて修正できるところがマエケンの素晴らしいところですね。前回に突如崩れたことで心配しましたが、今日の投球をみたところ大丈夫そうですね。
 中盤以降はいつものマエケンに戻り、安心して見ていられましたが、序盤で球数を投げていたので完投は苦しいと思いました。どうやって終盤の継投をするのかが悩み所でしたが、マエケンが8回まで投げて9回の大島に繋いでくれたので、不安な中継ぎ陣のことを考えると大きかったですね。
  
 2試合連続で3番に入った天谷に当たりが戻ってきました。昨日も2安打を放って得点に貢献すると、今日も決勝本塁打を含む2安打を放ちました。打率も.209まで戻ってきており、上昇気配を感じます。天谷に当たりが出てきて、栗原が4番に復帰すれば、天谷、栗原、廣瀬のクリーンアップはかなり魅力的になりますね。
 ここにきてようやく攻撃陣の駒が揃ってきました。これが上昇するきっかけになってほしいですね。
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スタルツ快投4勝目

2010年08月05日 23時39分23秒 | 試合結果
横浜 000 000 000 0
広島 031 000 00X 4
勝:スタルツ4勝7敗
敗:小杉1敗

 先発スタルツは球のキレ、制球とも申し分のない素晴らしい投球でした。8回を投げて1安打9奪三振で横浜打線を無得点に抑えました。唯一のピンチは4回で、石川に3塁打を打たれて無死3塁とされた場面でしたが、スレッジ、村田、下園の主軸を三者連続三振に仕留めて脱出しました。
 
 打線は2回に1死から廣瀬が安打で出塁すると、続く岩本、山本芳の連続適時打に、東出にも適時打が出て、この回5安打を集めて3点を先制しました。
 更に3回には天谷が2塁打と盗塁で3塁に進むと、廣瀬が適時打を放って1点を追加しました。

 スタルツは来日初完封も視界に入ってきましたが、球数が120球を超えたことから8回で降板し、9回は岸本が内野安打1本を打たれたものの、無失点に抑えて、横浜打線を完封しました。

 スタルツが復調を感じさせてくれました。前回登板では5回2失点で及第点の投球で、今日は8回無失点の満点投球でした。中盤までは球のキレがすばらしく、5回までに7個の三振を奪いました。特に圧巻だったのは4回無死3塁の場面です。この場面はさすがに1失点は覚悟しましたが、スレッジと村田をチェンジアップで空振り三振に抑えて、昨日3安打の下園を三球三振に仕留めて無失点で切り抜けました。ここを無失点に抑えたことは、試合の流れを相手に渡さなかったという点でとても大きかったですね。
 スタルツが2試合好投したことで、先発として計算できる存在となってきたのは、投壊状態の投手陣にとっては明るい材料です。次回登板でも今日のような投球をしてほしいですね。

 打線では廣瀬が好調を持続しています。2回は3得点の口火を切る安打を放つと、3回には左前に適時打を放って、このところ拙攻を繰り返していた打線の中で、その存在感は際立っています。明後日には栗原が復帰する予定ですから、栗原、廣瀬のクリーンアップはかなり期待できそうですね。ようやく拙攻病から抜け出せるかもしれません。
 そして、山本芳に当たりが出てきました。最近はスタメンで起用される機会も増えて、スタメン起用された時には安打を放って結果を残しています。今日は2回にプロ初の適時打を放ち、昨日は放った2安打が共に得点に繋がっています。
 最初は離脱した栗原の代わりとして昇格したヒューバーが守備に不安を抱えていたことから、守備要員として昇格しましたが、徐々に出場機会を得て結果を残してきています。今の状態なら栗原が復帰しても、1軍に残しておいても良いと思いますね。

 
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拙攻の繰り返しで逆転負け

2010年08月04日 23時51分35秒 | 試合結果
横浜 110 101 011 6
広島 010 121 000 5
勝:篠原1勝
敗:上野2敗2S
セ:山口2勝7敗21S
本:[横浜]スレッジ22号、カスティーヨ10号
  [広島]梵8号

 先発の齊藤は変化球のキレが悪く、毎回のように安打を打たれる苦しい投球でした。初回には先頭内川の2塁打をきっかけに1点を先制され、2回にもスレッジ、下園、カスティーヨの3連打で無死満塁とされると武山のニゴロの間に1点を失ってしまいました。
 4回はスレッジに、6回はカスティーヨにそれぞれソロ本塁打を打たれてしまい、6回4失点で降板となりました。

 打線は2回に山本芳の安打をきっかけに梵の適時打で1点を返すと、4回にも山本芳の安打をきっかけに東出の適時打で1点を返しました。そして、5回には1死1塁から岩本が適時2塁打を、2死後に石原も適時打を放って、この回2点を奪って勝ち越しに成功しました。
 同点に追いつかれた直後の6回には梵の本塁打で再び勝ち越しに成功して、後はリリーフ陣の踏ん張りを期待したのですが、8回1死から登板した4番手小島が1安打1四球で1死1,3塁のピンチを作って降板すると、継いだ林がカスティーヨに犠飛を打たれて同点に追いつかれてしまいました。そして、9回には上野が2死から大西、村田、金城に3連打を浴びて1点を失ってしまいました。
 9回裏に1死2塁の同点機を作るも、嶋、梵が打ち取られて追いつくことができず、横浜に逆転負けを喫してしまいました。

 今日の逆転負けの最大の要因は、もちろんリードを守りきれない中継ぎ陣ですが、拙攻を繰り返した打線にも責任があると思います。
 11安打を放ち、9個の四死球をもらいながらも14残塁で5得点では試合の流れを掴むことができません。特に序盤と終盤の拙攻は痛かったですね。
 初回は1死2,3塁とするもヒューバーと岩本が凡退、3回1死1,2塁でも廣瀬と岩本が凡退して得点を挙げられませんでした。序盤でリードを奪って試合の主導権を握って点差を広げられれば、終盤の継投ももう少し楽になったでしょうし、投げる投手へのプレッシャーも軽くなり、思い切り投げられれば、結果は違っていたと思います。
 チャンスを確実に得点に結び付けられる攻撃をしないと、最下位攻防戦から抜け出せませんね。
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連敗止まる

2010年08月03日 21時21分30秒 | 試合結果
横浜 010 000 000 1
広島 011 003 00X 5
勝:篠田5勝4敗
セ:大島1勝2S
敗:清水8勝9敗
本:[横浜]スレッジ21号
  [広島]廣瀬6号、嶋8号

 先発篠田は制球に苦しみ、毎回のように安打を浴びて走者を背負う苦しい投球でしたが、横浜打線の拙攻にも助けられて、6回を投げて2回に浴びたスレッジの本塁打による1失点に
抑えました。

 打線は先制された直後の2回に廣瀬がソロ本塁打を放って直ぐに追いつくと、3回には東出が3塁打で出塁し、梵の犠飛で勝ち越しに成功しました。更に6回には嶋のソロ本塁打に、廣瀬の安打などで作った1死1,2塁のチャンスに石原の適時打、その後満塁となったところで、東出のスクイズによりこの回3点を挙げて横浜を突き放しました。

 7回からは大島が登板して3回を1安打無失点に抑える好投で、横浜に反撃を許さず、横浜に快勝しました。
 ようやく後半戦初勝利を挙げて、連敗を6で止めました。

 打線は小技を絡めて効率良く得点を挙げたように感じますが、毎回の11安打を放ちながら7残塁に、牽制死や暴走死があるなど決して良い攻撃だったとは言い難いですね。
 その中で2回の廣瀬の同点本塁打は良かったと思います。連敗中のチームにとって、相手に先制されることは、かなりの重圧を感じると思いますが、廣瀬の本塁打で直ぐに試合を振り出しに戻せたことで、余分な重圧も掛からず、選手も勝てるという気持ちになったと思います。それが3回の勝ち越し点に繋がっていると思います。
 6回も嶋の本塁打だけで終わっていたら、2点差で終盤を迎えることになり、リリーフに不安を抱えるチームとしては、苦しい継投になるところでしたが、廣瀬が安打で繋いだことで、石原の適時打を呼び込み、その流れで代打石井の絶妙なバント安打と東出のスクイズに繋がっていると思います。
 4回に1死2,3塁の得点機を逃すなど、まだ野村監督の目指す卒のない攻撃とは言えないですが、とりあえず連敗を止めて勝ったことで精神的にも余裕が生まれて、明日からはもっと卒のない攻撃を見せてくれるでしょう。

 篠田は決して本調子とは言えない投球でした。全体的に球が高く、制球に苦しんでいましたね。毎回のように走者を背負いながらも、得点を許さなかったのは、気持ちを込めて思い切り投げ込んでいたからでしょう。その結果がピンチでも粘れて、本塁打による1失点に抑えられたと思います。
 やはり投手は攻めの気持ちを持って思い切り投げ込めば、抑えられるということを今日の篠田が示してくれました。他の投手も今日の篠田のように気持ちを込めて投げてほしいですね。
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安堵の一日

2010年08月02日 22時10分16秒 | 日記
 後半戦が始まって6連敗で一気に借金が22まで膨らんでしまい、チーム状態は底なしに沈んでいます。今はどこと戦っても勝てる気がしませんね。今日のように試合が無いことが一番落ち着けて安心できます。
 明日からは横浜との最下位攻防戦が始まります。今の状態ではとても勝ち越せると思えませんが、マイナスに考えてばかりいても仕方ないので、とりあえずは明日の試合を全力で戦って、連敗を止めることが肝心です。初戦を落とすと、また沈滞ムードがチームを覆ってしまうと思われますので、初戦を取って雰囲気を変える必要があります。
 明日の先発は篠田でしょう。篠田の乱調から始まった連敗なので、篠田が快投して自らの投球で連敗を止めてほしいですね。
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ジオも打たれて6連敗

2010年08月01日 22時09分18秒 | 試合結果
巨人 020 030 116 13
広島 000 000 020 2
勝:福田2勝2敗
敗:ジオ3勝6敗
本:[巨人]ラミレス34号、エドガー8号、小笠原21号
  [広島]天谷4号

 この泥沼を抜け出すためには序盤に先制して先発投手を盛りたてるしかないと思いますね。エース前田健が崩れてしまい、巨人相手に先発を任せられる最後の砦はジオと思っていましたが、頼みのジオも2回にラミレスとエドガーにソロ本塁打を浴びて2点を先制されてしまいました。
 3回と4回は無安打に抑えて持ち直したかと思われましたが、5回に2死から脇谷に四球を与えて出塁させると、続く投手福田の三ゴロを小窪が失策して1,3塁にしてしまい、坂本、松本、小笠原の3連続適時打を打たれて3点を失って、試合は一気に巨人に傾いてしまいました。
 後を継いだ3番手中田、4番手上野も失点を繰り返し、9回に登板した新外国人チュークは5安打6失点のつるべ打ちにあってしまい、16安打13失点の惨敗となってしまいました。

 打線は3番に天谷を起用して奮起を促しましたが、今日も覇気がなく7回まで散発3安打に抑えられてしまい、5回までは2塁すら踏めない状態でした。
 8回にようやく天谷の2ランで2点を返しましたが、時すでに遅く試合の行方は決しており、何とか完封負けを免れたという状態でした。

 ついに連敗は6まで伸びてしまい、最下位横浜が2ゲーム差に詰め寄ってきました。今の状態では最下位に転落するのも時間の問題ですね。と言うより、今のチーム状態では順位を気にするどころではありませんね。

 ジオでも連敗を止められませんでした。何とか味方が先制するまで持ちこたえてほしかったのですが、2回に捕まってしまいました。2本塁打はどちらも球が甘めに入ってしまったところを捕えられてしまいましたね。巨人打線は長打力があるので、もう少し慎重に投げてほしかったですね。

 チュークが早速1軍登録されて、初登板を果たしましたが、結果は散々でした。先頭の脇谷に四球を与えると、そこから3連打を浴びて2点を失い、ボークで更に失点を重ねてしまいました。その後も2安打を浴びるなど、2/3回を投げて5安打1四球6失点と期待に応えられませんでした。
 来日にしてまだ1週間も経っておらず、2軍での調整登板もしていないチュークを緊急昇格させて、投げさせるのはいくらなんでも無理があります。打たれても仕方ないでしょうね。
投手陣の台所事情が苦しいのは分かりますが、チュークは2軍で調整させてから、起用するべきだと思います。
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