カープな毎日

カープファンのひとりごと。

篠田完封5連勝

2011年04月20日 21時18分39秒 | 試合結果
広島 001 001 000 2
横浜 000 000 000 0
勝利投手:篠田1勝1敗
敗戦投手:高崎1勝1敗

 先発の篠田は序盤こそ制球に苦しみましたが、中盤以降は制球が安定して横浜打線を完璧に抑えました。打線は3回に2個の敵失で1点を先制し、6回にはトレーシーが来日初打点となる2塁打で追加点を奪いました。
 今日の篠田にとってこの2点は十分な援護となり、最後まで好調横浜打線を封じて、今季初勝利をチーム初完封で飾りました。
 これで貯金が3となり、同率首位だった阪神が負けたため、カープが単独首位になりました。まだ順位を考える時期ではありませんが、首位に立つというのは気分が良いものですね。この勢いを長く持続させて、終盤まで首位争いに加わっていてほしいですね。

 篠田はすばらしい投球を披露しました。横浜打線を散発2安打に抑えて、8奪三振の見事な完封勝利でした。唯一のピンチは3回に3四球で満塁とした場面でしたが、ここで渡辺直を三振に抑えると、その後はテンポの良い投球で、5回以降は横浜打線をパーフェクトに抑えました。
 この完封勝利は篠田自身にとってもチームにとっても非常に大きな意味がありますね。篠田は投球のコツを掴んだと思いますし、チームにはリリーフの青木とサファテを休ませられました。連勝中は2人とも連投しており、登板過多になっていました。今日休ませられたことは明日以降の戦いに大きな意味があります。

 打線ではトレーシーにようやく初打点が付きました。開幕直後は不振に苦しみ貧打の原因となっていましたが、最近はようやく当たりが出てきており、上向く気配を感じていました。今日、打点が付いたことで主軸として肩の荷が下りたことでしょうね。これからは気楽な気持ちで打席に立てると思うので、これから本領を発揮してくれることでしょう。
 また栗原にも当たりが出てきており、徐々に打線が機能し始めています。先発投手陣が好調を持続しているので、打線の調子が上がってくれば、更に連勝を伸ばすことができますね。今季のカープは一味違いますね。
打線の柱として
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マエケン初勝利で4連勝

2011年04月19日 21時43分48秒 | 試合結果
広島 000 500 000 5
横浜 001 020 000 3
勝利投手:前田健1勝1敗
敗戦投手:大家1敗
セーブ:サファテ4S
本塁打:[広島]丸1号
    [横浜]武山1号、吉村2号

 横浜スタジアムでの試合は平日のデーゲームということで、リアルタイムで試合経過を見れませんでしたが、震災の影響なので仕方ありませんね。

 先発の前田健は今日も本調子ではなく、3回に武山に本塁打を打たれて先制を許してしまいました。しかし、打線が奮起して4回に廣瀬、トレーシーの連続短長打で2,3塁とすると栗原の適時2塁打で逆転に成功し、更に岩本が安打で続き、スタメン起用の丸がプロ初本塁打となる3ランを放って、一気に5点を奪いました。
 この援護でも前田健の調子は上がらず、5回に吉村2ランを浴びてしまいましたが、丁寧な投球で7回まで投げてリードを守り、8回を青木とシュルツが、9回はサファテが締めて好調な横浜を下して、1分を挟んで4連勝となりました。

 連日のように新戦力がチームに勝利を導いています。3連勝は投手でしたが、今日は赤松の負傷離脱でチャンスを得た丸でした。
 栗原の適時打で逆転して、更にチャンスが続いた場面で、打席に入り右翼席上段に飛び込む豪快なプロ初本塁打を放ちました。
 17日の巨人戦でもスタメン起用され、3打数1安打と結果を残しています。赤松の離脱で巡ってきたチャンスをしっかりとモノにしていますね。日替わりヒーローが生まれるチームは状態が良い証拠です。この流れに乗って連勝を伸ばしてほしいですね。

 前田健は打線の援護に守られて今季初勝利を挙げました。今日も調子は良くなかったようですが、丁寧な投球で好調な横浜打線を2本塁打による3失点に抑えました。
 悪いなりに抑えることができるところは、さすが前田健といったところですね。しかし、2試合続けて調子が良くないのは気になりますね。早く本来の投球を取り戻して、安心して見られるようになってほしいですね。 
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開幕ダッシュの成否

2011年04月18日 22時51分53秒 | 日記
 開幕から1週間が過ぎて、阪神と巨人との6試合で3勝2敗1分で貯金1の成績は上々のスタートですね。最初の阪神戦で連敗した時には、このまま連敗街道に突入するのかと心配しましたが、バリントンが悪い流れを止めてくれました。
 現在、1分を挟んで3連勝中ですが、この3勝は全て新しい戦力で挙げたものです。これは今後の戦いに、期待を膨らませてくれました。
 明日からは好調の横浜戦です。先発は開幕戦で6回5失点と打ち込まれた前田健です。前田健が勝たないと、チームとしては波に乗って行けないと思います。明日エースで勝って4連勝すれば、チームの雰囲気も一気に良くなるでしょう。開幕ダッシュの成否は明日の試合に掛かっていますね。
 明日の試合は東日本大震災の影響でデーゲームなんですね。この時期の平日にデーゲームというのは、何だか違和感がありますね。
 
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持ってる福井初登板初勝利

2011年04月17日 22時19分51秒 | 試合結果
巨人 001 100 001 3
広島 100 030 00X 4
勝利投手:福井1勝
敗戦投手:ゴンザレス1敗
セーブ:サファテ3S
本塁打[巨人]高橋2号
   [広島]梵1号

 期待のルーキー福井がプロ初登板で初先発しました。打線も初回に廣瀬の内野ゴロの間に1点を先制して福井を援護しましたが、福井は3回に坂本に適時打を打たれて同点とされると、4回には高橋に本塁打を打たれて勝ち越されてしまいました。しかし福井は崩れることなく、走者を出しても粘り強く投げて味方の援護を待っていると、5回に無死1,3塁から暴投で同点に追いつき、更に梵の2点本塁打で勝ち越しに成功しました。
 福井は7回まで投げて勝利投手の権利を持ってマウンドを降りると、8回は青木が抑え、9回はサファテが1点を失うも、リードを守り切り福井にプロ初勝利が付きました。
 
 ライバルの日本ハム斎藤は5回4失点ながらも味方の大量援護により、プロ初勝利を挙げました。福井と斎藤が同じ日にプロ初勝利を挙げるというのも、やはり何かを持っている証拠なのでしょうか。

 福井は7回まで投げましたが、三者凡退は一度もなく毎回走者を背負う苦しい投球でした。序盤は全体的に球が高く、変化球のキレもいまいちでしたが、走者を背負っても粘り強く投げて大量失点は防ぎました。今日は早大の同級生だった斎藤も先発しており、福井も負けられない気持ちでマウンドに上がったと思われ、それが粘りの投球に繋がったと思います。プロ初登板で7回6安打7奪三振2失点は十分な内容でしょう。
 昨日の今村もそうでしたが、調子よりも抑えてやるという強い気持ちを持ってマウンドに上がれば、崩れることはないということなのでしょうね。やはりメンタル面の強さは大切なのですね。
 今日の投球を見ると福井は十分に活躍できると思います。目指すは新人王ですね。そのためにも2ケタ勝利を目標にしてほしいですね。そして斎藤に負けない活躍を期待しましょう。

 福井の影に隠れてしまいましたが、丸が7番センターでスタメン出場して、期待に応えて2安打を放ちました。外野は激戦区で1軍枠に残るだけでも大変な状況です。与えられたチャンスで結果を出さないと、直ぐに2軍落ちする可能性がありますから、丸も危機感が強かったのでしょうね。そこで結果を出せたのは、丸も福井と同様に何か持っているのかしれませんね。
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緊急登板の今村プロ初勝利

2011年04月16日 21時41分52秒 | 試合結果
巨人 200 000 000 2
広島 220 000 00X 4
勝利投手:今村1勝
敗戦投手:グライシンガー1敗
セーブ:サファテ2S
本塁打:[巨人]ラミレス3号

 今日ソリアーノと入れ替わりで1軍登録されたジオが先発でした。初回は甘い球が多く、ラミレスに2ランを浴びて2点を失ってしまいましたが、直ぐに打線が奮起して、その裏に廣瀬の適時打と岩本の犠飛で同点に追い付きました。更に2回には梵の適時2塁打と廣瀬の2打席連続適時打で2点を勝ち越しました。
 ジオは2回に3連続三振を奪うなど立ち直り、巨人打線を抑えていましたが、4回に高橋の打球が足に当たり負傷降板となってしまいました。
 ここで今村が急遽マウンドに上がり、1,2塁のピンチを背負うも鶴岡をニゴロに抑えました。5回と6回も得点圏に走者を進められながらも後続を抑えて、7回まで無失点に抑える好投を見せました。
 奮闘する今村を打線が援護してほしいところでしたが、グライシンガーをKOした後の3回以降は巨人の継投に無安打に抑えられてしまい、追加点を挙げられませんでした。
 逃げ切りを図るカープは8回から青木を投入し三者凡退に抑えると、9回はサファテが無失点に抑えて逃げ切りに成功しました。

 今日は何と言っても今村の好投でしょう。ジオの突如の降板で何も準備できていない状態でマウンドに上がるという厳しい状況でしたが、気持ちだけは強く持ってマウンドに上がったことは間違いないと思いました。だからこそピンチでも落ち着いて粘り強く投げることができたのでしょうね。回を重ねると球も走り出して、6回の1死1,2塁ではライアルと代打谷から連続三振を奪い、7回は三者凡退に抑えてマウンドを降りました。
 今村が今季ブレークする予感がますます強くなってきました。今日のような投球が続けば、ローテ入りも見えてきますね。

9回にマウンドに上がったサファテについては、1安打されたものの、今日は低めに制球されており、昨日までのように失点するような投球ではなかったと思いました。3試合目にようやく慣れてきたということでしょうか。これなら守護神を任せても良さそうですね。

 打線では廣瀬が絶好調ですね。今日は2安打で打率も.412まで上昇し、5打点と全体的に低調な打線の中で廣瀬が1人で引っ張っている状況です。廣瀬の後を打つトレーシーと栗原にも当たりが出てきたので、得点力がアップしそうな気配が感じられます。投手陣は健闘しているので、打線が援護できれば連勝も見えてきそうですね。

 明日はいよいよ期待の福井が先発します。日本ハムの斉藤も登板するようですから、きっと刺激になっているでしょう。ルーキーの初勝利1番乗りを目指して頑張ってほしいですね。
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土壇場で意地の引き分け

2011年04月15日 22時20分37秒 | 試合結果
巨人 300 000 001 4
広島 000 000 211 4
本塁打:[巨人]ラミレス2号

 今季の本拠地開幕戦は巨人先発が黄金ルーキーの沢村ということで注目の一戦となりました。カープ打線は沢村に対して走者を出すものの、その後が繋がらず得点を奪うことができませんでした。
 一方のカープ先発のソリアーノは初回にラミレスに3ランを被弾してしまいましたが、2回から5回は巨人打線を2安打に封じて追加点を与えませんでした。
 6回にはルーキーの岩見が登板し、いきなりラミレスに2塁打を打たれると、四球と暴投で無死2,3塁の大ピンチを迎えてしまったものの、長野を内野ゴロに打ち取り、加藤と澤村を連続三振に打ち取り無失点に抑えました。7回も1,2塁のピンチを背負うも後続を抑えて、プロ初登板を無失点で終えました。
 沢村を攻めきれなかった打線は、7回に敵失で出塁した後に天谷の3塁打で1点を返すと、代打前田智の犠飛で1点差に詰め寄りました。8回には四球とトレーシーの来日初安打で1,2塁とすると栗原が適時打を放って同点に追い付きました。
 9回はサファテを投入するも坂本と脇谷に連続長打を浴びて1点を失ってしまいました。その裏は2死無走者から石井が四球を選ぶと代走赤松が盗塁を決めて、梵の適時打で同点のホームを踏み、土壇場で同点に追い付きました。
 延長戦突入と思われましたが、3時間30分を超えていたため、今季の特別ルールにより引き分けとなってしまいました。

 ソリアーノは立ち上がりは球が高めに浮いてしまい、3ランを打たれてしまいましたが、その後は徐々に低めに制球されて、5回を4安打3失点とまずまずの投球内容でした。先発としての役割は果たしており、今後も先発としてローテで起用したいところですが、外国人枠の問題でジオと入れ替えなければいけません。もったいない気がしますが仕方ありあません。ジオと交互に起用することになるのでしょうね。

 一方のサファテは昨日に続く登板となりましたが、今日も球が高めに浮いており、2連続長打であっという間に1点を失ってしまいました。その後も危ない投球でしたが、巨人のミスに助けられて1失点で済みました。
 昨日、今日とヒヤヒヤの投球が続いており、オープン戦の好投が全く見られません。この状態が続くようだと守護神を任せることはできませんね。次回の登板で見極める必要がありそうです。

 今日の試合で最も光ったのは石井ですね。1点差の9回2死無走者で打席に立ち、0-2と追い込まれながら、ファールで粘り四球を選びました。これが梵の同点打を呼び込んだことを考えると、とても大きな四球であり、今日の引き分けは勝ちに等しい価値がある1戦だったと思います。
 ほぼ負けが決まりかかっていた場面でも、最後まで諦めない石井の勝利への執念を感じました。今日の石井の思いは他の選手も見習う必要がありますね。明日からの試合では、全選手が石井のような勝利への執念を忘れずに戦ってほしいですね。
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バリントンが好投で連敗止める

2011年04月14日 22時59分31秒 | 試合結果
広島 200 000 100 3
阪神 000 000 001 1
勝利投手:バリントン1勝
敗戦投手:岩田1敗
セーブ:サファテ1S
本塁打:[広島]廣瀬1号

 投打がかみ合わず連敗を喫してしまい、嫌なムードで迎えた3戦目の先発はバリントンでした。
 昨日は全く打てなかった打線でしたが、1回に廣瀬が2ランを放って先制点を挙げて、初登板のバリントンを援護しました。しかし、2回以降は阪神先発の岩田に抑えられて追加点を挙げることができませんでしたが、守備ではバリントンを盛りたてました。3回には岩本が本塁へ好返球で2塁走者を補殺して阪神に得点を与えませんでした。梵、東出の好守にも救われ、バリントンは8回まで7安打されながらも、無失点に抑えました。
 2回以降は岩田の前に沈黙していた打線でしたが、7回に2死から栗原が今季初安打を放つと、岩本が3塁打を放って大きな追加点を挙げました。
 9回からは新守護神のサファテがマウンドに上がりましたが、制球が甘く2安打で1点を失ってしまいました。しかし、最後はマートンを三振に仕留めて初セーブを挙げました。

 今日も打線は5安打と決して好調とは言えませんが、効果的に得点を挙げられました。初回の廣瀬の2ランはとても大きかったと思います。連敗してバリントンにプレッシャーが掛かる試合でしたが、廣瀬の2ランで先制できたことは、バリントンにとってとても心強かったと思います。
 そして7回の追加点は、試合がこう着状態になって、阪神が押し気味だったところで、2死無走者から挙げたことで阪神のショックは大きかったと思います。
 打てなくても、今日のようにポイントで確実に得点できれば勝てるということですね。

 バリントンは初登板が連敗中で、しかも甲子園ということで投げにくかったと思いますが、立ち上がりからテンポが良く、ストライク先行で打たせて取る投球が光りました。テンポが良いから守備でも好守が連発したのでしょうね。
 8回を投げて7安打打たれながらも、無失点に抑えられたのは制球が良く、四球が2個だったこともありますね。
 今日の投球を見た感じでは、ルイスと似たタイプの投手という印象です。低めに球が集まっており、大崩れすることはなさそうなので、確実に試合を作ってくれると思います。2ケタ勝利は十分期待できると思うので今後が楽しみですね。


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篠田好投報われず

2011年04月13日 21時40分58秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
阪神 010 010 00X 2
勝利投手:スタンリッジ1勝
セーブ投手:藤川2S
敗戦投手:篠田1敗

 阪神戦通算5勝負け無しと相性抜群の篠田が先発しました。2回に連打と捕逸で無死2,3塁とされるも、城島の犠飛による1失点に抑えると、4回に東出の盗塁と捕逸で1死3塁のチャンスをもらい廣瀬の適時打で同点に追い付きました。更に四球と暴投で1,3塁の勝ち越し機を迎えましたが、栗原が三振、岩本がニゴロに倒れて勝ち越せませんでした。
 粘り強く投げていた篠田でしたが、5回に1死3塁からマートンに適時打を打たれて勝ち越し点を与えてしましました。
 打線はその後もスタンリッジを攻略できず、得点できる気配は全くなく、8回は小林宏に、9回を藤川に抑えられてしまい、開幕から連敗スタートとなってしまいました。

 篠田は立ち上がりこそ球が走らず、2回に3安打で1点を失ってしまいましたが、その後は立ち直り、強力阪神打線を抑えていました。5回は俊介に失投を3塁打されて勝ち越し点を与えるきっかけとなりましたが、崩れることなく粘り強く投げて、7回を投げて7安打されるも自責点1に抑える好投でした。
 今日は打線の援護が無く白星を手にすることはできませんでしたが、今日の投球ができれば、安心してローテを任せることができると思います。
 これだけに投球ができれば、次戦こそは白星を挙げることができるはずです。今日の投球を自信にしてほしいですね。

 打線は重傷ですね。阪神の3投手に対して散発3安打に抑えられてしまいました。4回の1点も敵失が絡んでの得点でしたから、完封を免れるのが精一杯といったところでした。
 今日のポイントはもちろん4回でしょう。同点に追い付いて、なおも四球に暴投2回で労せず3塁まで走者を進めながら、栗原が犠飛すら打てず、三振に倒れて勝ち越せませんでした。
 四球で出た東出が盗塁と捕逸で3塁に進み、廣瀬のチーム初安打で同点に追いつき、敵のミスで勝ち越し機までもらいながら、それをモノにできなかったことで、試合の流れが変わってしまいした。あそこで犠飛でも出ていれば、阪神にとっては自滅で逆転を許したことになりショックが大きかったと思います。肝心なところであと1本が出ないのは今季も変わらないですね。
 3連敗は避けたいので明日こそは勝って、今季初白星といきたいですね。
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開幕白星ならず

2011年04月12日 22時10分36秒 | 試合結果
広島 100 011 010 4
阪神 101 003 02X 7
勝利投手:能見1勝
セーブ:藤川1S
敗戦投手:前田健1敗
本塁打:[阪神]マートン1号

 開幕戦の先発は2年連続で前田健でした。
 初回に廣瀬の犠飛で幸先良く先制しましたが、その裏に前田健がマートンに先頭打者本塁打浴びて同点に追いつかれると、3回には投手の能見の安打をきっかけに1点を勝ち越されてしまいました。
 打線も5回に2死から梵、東出、廣瀬の3連打で同点に追いつき、6回には石原の内野安打で勝ち越しに成功して、前田健を盛りたてましたが、前田健がピリッとせず、その裏に新井に同点適時打を打たれ、更に栗原の野選と犠飛で勝ち越されてしまって、この回限りでマウンドを降りました。
 7回には代打嶋の適時2塁打で1点差に追い上げるも、その裏に3番手の上野が4安打で決定的な2点を失って、試合は決まってしまいました。

 残念ながら、今季は開幕白星発進とはいきませんでした。でも昨季は開幕白星の後、7連敗しましたから、今季は反対に明日勝って、連勝すれば良いのです。


 前田健は本来の投球ではありませんでした。6回を投げて6安打5失点と精彩を欠いていました。四球は1個と制球に苦しんだ訳ではありませんでしたが、全体的に球が甘く、肝心なところで痛打を食らってしまいました。
 ずっと練習試合での登板が続いて、投球のモチベーションが上がらなかったと語っていましたから、気持ちの部分で乗り切れていなかったのかもしれませんね。
 今日は負けてしまいましたが、次戦ではしっかりと修正してくるのが前田健ですから、次戦での快投を期待しましょう。


 打線は阪神を上回る11安打を放ちながらも9残塁の拙攻でした。梵と東出がそれぞれ2安打と役割を果たしながらも、4番のトレーシーと5番の栗原が共に無安打で打線の流れを止めてしまいました。
 特にトレーシーがブレーキになってしまい、3回の1死1塁では併殺打、次打席の5回は同点に追い付いて、なおも1,2塁の勝ち越し機でしたが三振に倒れてしまいました。ここで流れが完全に止まってしまったと思います。
 いきなり結果を求めるのは酷だと分かっていますが、トレーシーが打線に鍵になるので、打ってもらわないと困ります。安打が1本出れば、気分の楽になって期待に応える活躍をしてくれると信じています。明日こそは4番の意地を見せてほしいですね。
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開幕スタメン予想

2011年04月11日 23時04分32秒 | 日記
 いよいよ明日からシーズンが始まります。今季は東日本大震災の影響で、開幕日が二転三転するなど、開幕前から試合以外で騒がしく、どうなることかと思いましたが、無事にシーズンが開幕できそうで安心しました。
 今日の夕方も大きな余震があり、今でも関東地区での試合には不安は残りますが、選手には素晴らしいプレーをして、少しでも明るい話題を日本に提供してほしいですね。

 気になる明日のスタメンを予想してみました。
  1 遊 梵
  2 二 東出
  3 右 廣瀬
  4 三 トレーシー
  5 一 栗原
  6 左 岩本
  7 中 赤松
  8 捕 石原
  9 投 前田健

 今季の目玉は栗原を4番から外して、トレーシーを起用することで、右左の打者を交互に並べるジグザグ打線ですね。相手先発が右でも左でも気にしなくて良いですし、栗原を4番から外して、重圧のかからない打順にすることで、栗原の復活を促すことが期待されています。
 もちろん6,7番は打者の調子や相手投手との相性で、天谷、嶋を起用することもあるでしょうから、完全にジグザグ打線にはならないです。やはり右の良い打者が少ないことを改めて感じますね。


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