開幕1軍選手発表

　開幕戦にベンチ入り可能な出場選手登録名簿が公示されました。
　開幕1軍入りを果たした選手のうち新人は岩見だけでした。福井は2カード目の先発のため開幕時は1軍を外れましたが、直ぐに登録されるでしょう。

　投手で目に付いたのは、今村とソリアーノでしょうか。今村は中継ぎとして起用されると思われます。先発として育てたい投手ですが、中継ぎとして1軍で経験を積むことは将来的には良いことだと思いますので、先ずは中継ぎとして頑張ってほしいですね。
　またソリアーノとバリントンが登録されたことから、3戦目の先発が読めないですが、2人とも登録したということは、バリントンが有力でしょう。ソリアーノは中継ぎとして起用して、2カード目にジオと入れ替わる可能性が高そうです。実力があるだけにもったいない気がしますね。

　野手では白浜が初の1軍登録されました。また丸も開幕1軍入りを果たしました。白浜は第3捕手という立場ですが、打撃力が向上したことで、代打からの途中出場のチャンスが増えそうですね。またがむしゃらなプレースタイルは石原や倉にも良い刺激になるでしょう。04年のドラフト1位がようやく飛躍の年を迎えそうで楽しみですね。
　また、丸も今季の飛躍を期待している選手ですね。先ずは代走や守備固めからの出場となると思われますが、そこで着実に実績を積んで、首脳陣の信頼を勝ち取ってチャンスをしっかりと掴んでほしいですね。　

投手：篠田、今村、前田健、上野、岩見、豊田、バリントン、青木、
　　　サファテ、ソリアーノ
捕手：石原、白浜、倉
内野手：東出、小窪、栗原、梵、石井、トレーシー、木村
外野手：中東、前田智、岩本、広瀬、赤松、天谷、嶋、丸

開幕ローテ予想

　開幕まであと3日となり、開幕時のローテーションが気になってきました。開幕投手は前田健で間違いなく、2戦目は阪神に相性の良い篠田で確定的です。3戦目はバリントンかソリアーノのどちらかでしょう。2人とも7日に練習試合と2軍戦で実戦登板しており、どちらも先発の可能性があります。
　2カード目の地元開幕戦となる巨人戦はジオ、福井は間違いありませんが、もう一人はバリントンか齊藤でしょう。
　昨日ののウエスタンリーグ中日戦は雨天中止で、今日はローテ候補の投手が誰も投げていないので、4番目と5番目の先発は読めません。明日は福井が登板予定とのことなので、6番目は福井で間違いありませんね。

　私が予想する開幕ローテは前田健、篠田、ソリアーノ、バリントン、ジオ、福井でしょう。ソリアーノは登板後に登録抹消することでジオを1軍に登録し、ソリアーノのところに齊藤を入れて、ソリアーノと齊藤を交互に投げさせるのではないでしょうか。
　この起用法なら外国人枠を最大限に活用して、3人の助っ人投手をフル活用できます。こんなことが出来るのも先発の駒が揃っているからですね。
　今季は基本的に中6日で登板させられると思うので、前田健が登板過多になることもなさそうで、昨季以上の活躍を期待したいですね。
　そして、あとは大竹が戻ってくれば阪神やヤクルトに負けず劣らずの盤石の先発投手陣が揃いますね。

バリントン開幕ＯＫ

　今日も横浜と実戦形式の合同練習を行いました。先発はバリントンで6回を投げて失点は3でしたが、全て失策によるもので自責点は0でした。直球が徐々に走り出して横浜打線を抑えました。
　最終の調整登板でしっかりと結果を出したことで、開幕を万全の状態で迎えられそうです。今日は変化球を見逃されることがあり、不利なカウントになったことがあったようですが、シーズンではストライク先行の投球を披露するとコメントしており、シーズンに向けて日本の野球に適した投球スタイルを見つけられたようです。
　前田健と共に2本柱としてカープの先発陣を引っ張ってもらわないといけない投手ですから、日本の野球に適応できたことは大きいですね。

　一方心配なのは、一番自信のあった守備で失策が頻発していることですね。昨季は内外野とも鉄壁の守備で、12球団1の守備力を誇っていましたが、今季はオープン戦、練習試合をミスが目につきます。
　今季は投手陣の質が向上しているのに、肝心の守備で足を引っ張られては、チームの方針に関わります。残り1週間を切っていますが、もう一度気を引き締めてミスの無い守備を見せてほしいですね。

打線開花間近

　今日も横浜とマツダスタジアムで実戦形式の練習を行い、トレーシーが2ランを放ちました。
　ここまでは長距離砲というよりは、安打製造機のように安定して安打を放っていましたが、最後は待望の本塁打を放って、メジャー通算79本塁打の実力を見せてくれました。今季はトレーシーに4番を任せるようなので、心強い存在になってくれそうですね。

　昨日は栗原が3安打を放ち、今日はトレーシーが本塁打を放って、懸案だった打線に復調の気配を感じられました。開幕戦を打線が満開の状態で迎え、投手陣を援護して欲しいですね。開幕ダッシュに成功すれば、そのまま一気に波に乗って行けると思うので、打線には頑張って欲しいですね。

前田健開幕へ順調

　今日はマツダスタジアムで横浜と実戦形式の合同練習を行い、開幕投手が決定している前田健が開幕前の最終登板をしました。
　前田健は5回を投げて5安打無失点と上々の投球でした。最速は146㎞を記録して、3回得点圏に走者いながらも粘り強い投球で横浜打線を封じました。前田健はファンの声援を力に変えるタイプですから、無観客の練習試合では気合が入らなかったこともり、完璧な投球ではありませんでしたが、悪いなりに抑えられたことは、開幕に向けて順調に仕上がっている証拠でしょう。
　開幕戦は甲子園ですから、ファンからの大声援を受ければ、一気に気合が入って素晴らしい投球で阪神打線を抑えてくれるはずです。

　打線は今日も走者を出すものの得点は初回の1点のみで、相変わらず元気がありませんでした。しかし、今日は不振に苦しんでした栗原が3打数3安打と復調の気配を感じさせてくれました。自分のスイングができたとコメントしていることから、これをきっかけにして不振から脱出してもらいたいですね。
　

最終調整

　開幕まで約1週間となりました。これからは開幕に向けて先発投手が最終調整を兼ねて実戦登板することになります。先ずは明日の横浜との実戦形式練習に前田健が先発します。
　前回登板の3月29日の巨人戦では、6回11安打5失点と打ち込まれました。前回までは調整登板ということで、打たれても課題を見つけることができたと前向きに考えられましたが、最終登板は今までの課題を克服して結果を出して、不安を一掃してシーズンを迎えたいので、結果にも拘って欲しいですね。ファンとしては、最後にきっちりと抑えてくれないと心配になってしまいますからね。

　投手だけでなく野手陣もそろそろ調子を上げて、得点力をアップさせないと開幕後に貧打に苦しむのではないかと心配になります。開幕直後は毎年のように貧打に苦しみ、投手が失点できないプレッシャーで崩れてしまう悪循環に陥っているので、今年こそはこの悪循環から脱出したいです。そのためにも打線が活性化は不可欠ですね。明日の横浜戦は打線爆発といきたいですね。
　

福井課題見つかる

広島 000 000 001 1
ヤクルト 000 500 01x 6
勝：村中
敗：福井

　昨日に続くチャリティー試合で福井が先発し、5回を投げて3安打5四球で5失点と課題の残る投球内容でした。
　3回までは無安打無失点に抑えていましたが、4回に四球をきっかけに突如乱れました。先頭打者に四球を与えると、安打と四球で無死満塁とピンチを広げて、相川に2点適時2塁打を打たれ、更にバレンティンには左翼席へ3ランを浴びてしまい、あっという間に5点を失ってしまいました。
　4回は球が高めに浮いてしまい打たれたようですが、先頭打者を四球で出塁させたことで、抑えようとして力が入って、ペースを乱して球が浮いてしまったのではないでしょうか。もう少し冷静になって、落ち着いて投げればここまで失点することは無かったと思います。
　今日打たれたのは、今後の課題を見つけられたと思って前向きに捉えたいですね。

　一方の打線は心配ですね。昨日は完封負けで、今日もたったの1得点と、打線が上向く気配がありません。
　今日はヤクルトと同じ9安打を放ちながら、3併殺でチャンスを潰して、ようやく9回に1点を返すのが精一杯でした。今季は投手、救援投手ともに駒が揃っているため、勝敗の鍵は打線が握っていると思うので、早く上向いて欲しいですね。

ジオ新球習得

　プロ野球は東日本大震災の復興支援を目的とした12球団慈善試合を行い、カープは神宮でヤクルトと対戦しました。結果は3‐0で負けてしまいました。

　試合開始前には被災者支援のため募金活動に参加し、練習の合間をぬって球場正面ゲート前に駆け付けて募金を呼びかけました。
　試合を見に行きたいと思いますが、さすがに神宮までは行けませんでした。もしナゴヤドームで行われたら球場に足を運んで協力したいです。

　試合の方は、先発したジオが6回を投げて8奪三振、無失点に抑える好投でした。今春のキャンプで野茂臨時投手コーチから伝授されたフォークボールが冴えてヤクルト打線を翻弄しました。フォークが実戦で使える目処が立ったことで投球の幅が広がり、昨季以上のの活躍が期待できそうですね。昨季は8勝でしたから、今季は最低でも10勝は計算しても良さそうです。今季は先発投手が安定しているので、安心して試合が見ていられますね。

　

福井凱旋登板

　今週末に行われるチャリティー試合の神宮でのヤクルト戦に、福井が先発することが決まりました。この試合で好投すれば、2軍戦の登板を経て4月17日のマツダスタジアムでの巨人戦でデビューする可能性が高くなりました。

　前回登板の阪神戦では、1軍相手にプロ初先発して5回を4安打無失点に抑えてローテ入りに大きく前進しました。3日は開幕ローテに向けて6回、100球を目処に登板する予定となっていることから、ここでの登板は、開幕ローテ入りを賭けた最終テストとなりそうです。

　福井にとっては大学時代に慣れ親しんだ神宮のマウンドですから、投げやすいと思うので、ローテ入りを決定づける投球を見せてもらいたいですね。ローテに入るためには、誰もが納得できる結果が必要です。開幕ローテを目指した最終登板で満点投球をしてほしいですね。