輝きを増す
陽光に誘われて
若者よ
書を持ちて街へ出でよ
きらきらとビルに映る光
街に埃が舞って
烏天狗の様にマスクして
足早に通り過ぎる大路
日溜まりのベンチ
雀がチュンチュンおしゃべり
私は「宋詩概説」
時空が欠けたパズルを埋めて
晩年の進む道が
光溢れる公園に
直立している
手持ちの水筒にはウーロン茶
口を湿して乾燥に耐えて
太陽を照明に本を読む
「唐詩は酒 宋詩は茶」と
この本の著者吉川幸次郎氏の論
ピクニックの帰りに
溝の口の文教堂本店で
岩波の新編集
「柳宋元詩選」を購入
時々の編詩集は時代を映す
どんな詩が採られているかで時代が読める
近場の喫茶店で吟味する
溢れんばかりの陽光の街へ
書を持ちて街へ出でよ
陽光に誘われて
若者よ
書を持ちて街へ出でよ
きらきらとビルに映る光
街に埃が舞って
烏天狗の様にマスクして
足早に通り過ぎる大路
日溜まりのベンチ
雀がチュンチュンおしゃべり
私は「宋詩概説」
時空が欠けたパズルを埋めて
晩年の進む道が
光溢れる公園に
直立している
手持ちの水筒にはウーロン茶
口を湿して乾燥に耐えて
太陽を照明に本を読む
「唐詩は酒 宋詩は茶」と
この本の著者吉川幸次郎氏の論
ピクニックの帰りに
溝の口の文教堂本店で
岩波の新編集
「柳宋元詩選」を購入
時々の編詩集は時代を映す
どんな詩が採られているかで時代が読める
近場の喫茶店で吟味する
溢れんばかりの陽光の街へ
書を持ちて街へ出でよ