かば園長日記

過去のブログ保存の為、お引越ししました。

魚取り全員集合

2005-06-16 14:40:36 | タイ旅行
魚釣りにいってみたいと言ったら 知らない人がスクーターで迎えにきました。
どうも親戚のようで魚取りに皆で行くから 乗れ乗れとのこと。
お言葉に甘えて友人と乗せてもらうことにしました。
ここでは3人乗りはあたりまえで スクーターはファミリーカーで家族揃って4人乗りも普通なのです。それどころか中学生や小学生も無免許で乗っている。 さすがいいかげんな国 タイランド。(ノーヘルも普通。沢山死んでるんじゃないかな?)

さて 川に着いたら運転手は『じゃ!』という感じで去って行った。
つーか 誰もいないんですが・・・? 
ただ川に連れてってやるということだったのであろうか?
友人は『謎だわね』と笑うばかり

釣竿は持ってきたけど、迎えが急に来たから餌も無いし、仕方が無いので 地面を掘ってミミズでも探そうかと思っていると 次々と親戚一同到着。
友人の彼も(タイ人)自転車でのんびり到着。
魚取りの予定はちゃんとあったようだ。

魚取りは、川のすぐ近くに水溜りみたいなところがあって そこの水をポンプでぬいて 逃げれなくなった魚をつかまえるという、大掛かりなものでした。
魚を取りやすくする為 おじさん達が水に入って浮き草を陸に放りあげてるので、私も水に入ってお手伝い。
浮き草の芽が食べられるみたいで おばさん連中は放り投げつつセッセと取っていた。 
このあたりで友人はお腹の不調を訴え家に先に帰ることに。
うーん オールタイ語の中でなんか心細いなあ。

ポンプで水が抜けるまで一休み。
友人の彼(タナちゃん)とオカマのムーさんがその間舟に乗ろうと誘ってくれました。
タナちゃんは帆先に座って、張り切って漕いでいたが あの漕ぎ方はどう見ても初めて漕いだようにしか見えなかった。 
しかも最後は棒が川底に刺さって抜けなくなってしまって バランスを崩し何度かは持ちこたえていたが『アーアー!!』とゆっくり川に落ちていき  マンガみたいな人だなあと思ったのだった。(会って2日目)

舟遊びから戻ると 水はもう抜けて魚取りも終わっていました。
捕まえた魚は全部で30キロほどとれて大漁でした。
うろこがあったけど なまずが多かったかな?

近くに屋根と床があるだけの小屋があって、そこで焚き火をしてスープを作ることになりました。 農作業の時に一休みする小屋らしい。
友人がいうには親戚のお姉さんが料理上手なので今日魚のスープは絶対美味しいよ とのこと。(残念ながら友人腹痛でいないのだが)

私もさばいてみたいので、ナタみたいな包丁もってお手伝い。 
先ず魚が大きくバタバタと力があるので頭をガンガン殴って静かにします。
その後うろこを取って 身がギリギリで皮でつながるぐらいに残しぶつ切りにしたら  スープに放りこみます。 
トムヤム味ですが色がついてるトムヤム味じゃなくて白色スープに ハーブとナンプラーで味付け。 
日本の川魚は クセがあるのが多いけど、タイの川魚は不思議なことにクセが無くどの魚もいけます。
特にこの時食べたのは魚が白身で身がしまってて美味かった。
後は もち米と 豆のソムタムを頂きました。
定番イサーン料理ですね。





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