貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

エースの激闘はやめよう

2015年03月23日 22時22分35秒 | Weblog

 高校野球大会、果敢にキビキビと白球を追う真剣さ、力を出し尽くして勝って涙し、負けて涙する爽やかさ、春も夏の大会も大好きです。延長19回の後、翌日再試合なんて苛酷な試合もありました。今日もエースによる投げ合いで延長戦になりました。
 ダルビッシュ投手が『トミー・ジョン手術』を受けたと報道されました。また、藤川、松坂両投手も経験したそうです。
 傷ついたり切れたりした肘関節の靱帯を取り除き、他の部分から切り取った靱帯を移植する手術で、現役に復帰するまでには約1年は掛かるとされいます。
 高校野球を見ているとエースの投げ合いで、投手が変わらず200球近くも投げ続ける事が時々あります。
 肘の怪我の原因は、アメリカのスポーツ研究所によると「速球派」「全力投球派」の負傷の危険性が高く、若年次の投球過多などではないかと指摘されているそうです。
 確か、オリンピックでは投球数を65球に制限していたように記憶しています。また、アメリカでは、18歳未満の選手には球数制限や必要な休養を明示したガイドラインを作り、怪我を防ぐ取り組みも始まっているそうです。
 日本でも、解説者が『これで100球を超えました、・・・』などとエースによる激闘、を讃えるような考え方を変え、オリンピック並に投手は3人以上登録し、1人1試合65球までと制限するなどして、選手も応援者も楽しくめるようにしたら如何でしょう。


子どもの権利条約

2015年03月23日 00時00分15秒 | Weblog

山梨の「子供の医療費窓口無料化を求める会」は、後藤山梨県知事宛に、重度心身障害児の窓口無料を復活するように3万名近い署名とともに、申し入れを行いました。
 参加者は、『昨年11月の制度改悪で、障害児が子供の医療費窓口無料から排除された』『弱い立場の者の苦しみが解らないのか。すぐに制度を復活させてください』『会計をせずにスムースに帰る健常児の姿を見ると、親として胸が引き裂かれる思いです。なぜ知事にこの思いが伝わらないのでですか』などと訴えました。
 県の福祉保健部次長は『障害が続く限り医療費が無料という制度を維持する改正です』と健常児と障害児を差別するのが当然だ言わんばかりの答弁をしました。
 21日は、『世界ダウン症の日』です。ダウン症への理解を深める機会にしようと2006年からはじめた記念日です。
 ダウン症とは、通常2本の染色体が3本ある事で体に障害が発生した人のことで、書家の金澤翔子さんもその1人です。
 どのような障害を持っていようが人間として差別されてはいけないのです、障害児への医療費窓口有料差別などあってはならないのです。
 山梨県は、即刻この差別を撤回すべきです。

 *日本国憲法第3章第14条。 国連、子どもの権利条約 第1部第2条 『 1 締約国は、その管轄内にある子供一人ひとりに対して、その子供、親または法定保護者の人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的、民族的もしくは社会的出身、財産、障害、出生またはその他の地位にかかわらず、いかなる種類の差別もなしに、この条約に掲げる権利を尊重し、かつ確保する。』