貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

道徳教育は必要ない

2015年03月28日 23時55分28秒 | Weblog

 いよいよ未来ある子供をターゲットに、文科相は「道徳教育」をはじめることを決め、官報で告示しました。
 道徳教育については、小中学校の生徒を持つ父兄や教諭の多くが戦前の道徳教育に繋がるとして大反対しています。
 安倍政権が考えている道徳教育は、たとえば、『正直で明るい心で生活する』『約束や社会の決まりの意義を理解し、それらを守る』(小学校)。 『公共の精神をもってよりよい社会の実現に努める』『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ』(中学校)。
 と言うものだそうですが、今の子供たちは、まるで駄目な子供ばかりで『・・・生活していない』『・・・決まりを守っていない』『・・・実現に努めていない』『・・・愛着を持っていない』、だから道徳教育が必要なんだと言っているのです。
 戦後の民主教育を受けた私たちも、今の子供たちも全部が『・・・ない』ばかりなのでしょうか。
 安倍首相を始め閣僚たち、自公の国会議員の人たちも、みんな『・・・ない』のでしょうか?、それとも国民が道徳を知らないから、国が教えるというのでしょうか。
 集団的自衛権行使容認、安全保障法制を成立させ、平和憲法を蔑ろにして「戦争の出来る国」に突き進もうとしているのではないですか。
 子供たちを何処へ連れて行くつもりなんですか。道徳教育を教科(強制的)として教え、日本の未来を戦争国家にするつもりなんでしょうか。
 決してそのようなことにはさせません。現在の民主教育で結構です。