安倍自公政府は、今後10年間の農業政策を示す『食料・農業・農村基本計画』を閣議決定したそうです。
それによると、カロリーの食料受給率目標を現行の50%から45%引き下げ、日本の食料生産能力を示す「食料受給力」を始めて公表したそうです。
輸入が途絶えたときでも、芋類を中心に作付けすれば、必要なエネルギー量は賄えると試算しています。
TPP交渉が成立すれば、日本のお米はアメリカ産などの農薬の効いた安いお米に押されて、高級食材用のお米で17%位の生産率になるとも言われています。水田なんてめったに観られなくなることでしょう。
国内産のお米は値段が高くて、国内産米のご飯を食べるのはお正月とお祭りと、お盆だけくらいになってしまうかもしれません。
そのうえに、アメリカで干ばつでも発生すれば政府が言うようにサツマイモが主食になるかも知れません。
世界の先進国は、アメリカをはじめフランス、ドイツなどは自給率120%と自国の食料は自国で生産するのが基本だそうです。
日本人の胃袋を満たすのは、日本の国土からを目標にしたものです。日本は、昔、むかーし、その昔から瑞穂の国と言われているように、お米が主食でしたから。