国民生活に回せば
国民生活に回せば F35A3機分=認可保育所221カ所
これは、1月18日付け、しんぶん赤旗の見出しです。
昨年12月に政府が策定した新たな武器調達計画「中期防衛力整備計画」に基づき、政府は最新鋭ステレス戦闘機F35を、1機116億円のA型と、「空母」化改修する護衛艦「いづも」と一体で運用するB型(価格未定)を合わせて計105機導入すると決定。 購入価格だけで計1兆2180億円以上に上ります。11年に閣議決定されたA型42機を含めると、計147機体制とする見通しです。
18年度補正予算では、全国の公立小中学校、幼稚園、特別養護学校のすべての普通・特別教室のうち、エアコン未設置の約17万室にエアコン設置を支援する「臨時特例交付金」817億円を計上しました。
F35A7機で17万室分の設置に相当します。現在、待機児童数は1万9895人(18年4月)で、定員90人の認可保育所221カ所の増設が必要とされます。1カ所あたり1億2000万円で221か所の建設にかかる費用は約265億円。F35A 2~3機分で費用をまかなえるみこみです。(シリーズ 暮らし圧迫大軍拡より)
こんなアメリカ言いなり、大軍拡を許しておけますか。私は決して許せません。この春の統一地方選、夏の参議院選で軍拡勢力を圧倒する戦いに!