珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
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ネットにまつわるあれこれ12

2018-08-01 | ネットにまつわるあれこれ
私はネットに来るまで、ストーカーというのは好きな人にするものと思っていたけど、意外に多いのが嫌いな奴を追っかける方と知った。

人は「好き」より、「憎しみ」の感情の方が何倍も強いからだそうである。
リアルでストーカーをするというのは、労力も手間も経費もかかるけど、椅子に座ってキーボードやスマホをいじるのは簡単。
だからネットではふつうの人が、リアルだったら異常者くらいのストーカーをふつうにやる。

野次馬や冷やかし程度で、好きでもないサイトを覗くことはあるにしても、そんな程度ではなく、わざわざ
罵る言葉を書き込みせずにいられないほど、嫌いなのに見る。

少なからず興味があって、でもここは賛成できないなというレベルではなく、勘に触り、精神を消耗し、罵倒することが目的である。
 最初はこれにびっくりして、「そんなに嫌いなのになんで見るの?」と素朴な疑問を尋ねたら
「嫌なら書くな」という理屈がまかり通っていることを知った。

へえええええ、ネットってこんな理屈なんだ?!

以来
文句をいうために見る人への「嫌なら読むな」
文句を言いたいがために見る人の「嫌なら書くな」
のモヤモヤがずっとスッキリせずにいた。

まあ人によるんだろうけど、ブロガーからしてみたら
「そんなに嫌なら読まなきゃいいじゃない」が常識である。

発信したら、それは自分の手元を離れて、どうなろうと責任は負えない。
でもアンチである執着は、シンパのそれを凌駕することだけはわかった。

私が愛読してるあるブログは、ブロガーさんの半端ない記事の書き方が大好きである。
足腰の強さというか、誰にも媚びることのない、一貫した姿勢に惚れ惚れする。
そんな引きこまれる説得力のある文章を、あえて私はさらりと読む。
そうすると面白さが倍増するからである。

なぜなのか?
これがわかったら、ネットがもっともっと楽しめると思う。
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