釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月31日 南東の風

2018年08月31日 | 日記
早朝7時前に、お客様から電話が掛かってきた。

「今日は、行けますか?」

「分かりません。今から海を見に行くところです」

「出られれば行きたいのですが」

「昨日も南東の風とウネリで、9時前には帰ってきました。今日も風はあります」

楽しみの釣りに案内したいのだが、安全第一は守りたい。


湾岸道路に行ってみた。



南東の風が吹いている。

道路から見る海は、凪ぎに見える。

沖から帰ってくる漁船の船首が、大きく揺れているのも見える。

お客様に連絡して、現状を知らせる。

「分かりました。また、出てきます。今日は諦めます」

心から、有り難いと感謝した。


台風21号の進路も、気になっている。

今の予報では、大きく右に曲がっているが、どうなることやら…。

夕方の海は、近場に出ている船も見られた。

しかし、南方向は南東の風で白波が散見される。

「明日は、どうだろう」

「夜明け頃、チョット出てみようと思っています」

出られても、昨日と同じで9時前には帰ることになるだろう。

安全第一を忘れないようにしよう。

8月30日 ポイント調査

2018年08月31日 | 日記
昨晩、海響丸の森船長から連絡が来た。

「明日は、出ますか」

昨日の午後からの風のこともあったので、チョット迷っていた処だった。

「出ようと思います。最近、行ってないところのポイント調査も兼ねよう思っています」

「私も、同行させてもらって良いですか」

「是非、一緒に行きましょう」



と、言うことで早朝5時に船着き場で待ち合わせ。

「お早うございます」

20分ほど速く着いたつもりが、森船長は既に到着していた。

ゆっくりと準備をして、船を出す。

沖波止を回った頃、空に雨雲が広がっているのが気になった。

南の方では、既に雨が降っているようだ。

最初の調査ポイントにはいると、南東からのウネリが可成り高くなっていた。



雨がどの方向に行くのか、気にしながら竿を出す。

森さんはスローピッチで、私は小刻みなワンピッチで探っていく。

「ベイト反応は良い出方してますね」

ベイト反応は、気持ちが高ぶるような出方なのだが、アタリがなかなか出ない。

その内に、真鰺がポツポツと当たり出した。

「ベイトが真鰺なら、カンパチなどが出ても良いと思うけど…」

出足から、チョット苦戦かな…。

そんな頃に、雨が降り出した。

暫く、釣りは中止。

5分くらいで雨はやんだ。



朝日を浴びて、海面から虹が立ち上がった。


「次のポイントへ、行ってみましょう」

暫く船を走らせ、近辺にある魚礁などの説明をする。

次に入ったポイントはベイト反応はイマイチ。

そんな中に、森船長はアタリを捕らえる。



昨日から、アタリが出始めているタチウオだった。

潮色は青みがあって良い感じなのだが、動きは悪い。

殆ど、動かないと言っても良いくらいだ。

そんな中で、どんな形であろうと釣果を上げる、さすが森船長だ。


しかし、南東の風に南東からのウネリが高くなり始めた。



船仲間も「今日は帰ろうと思う」と、連絡してきた。

「我々も帰りましょうか」

悪天候になって、安全第一を優先する。


森船長とは、常に連絡を取り合って、情報交換している。

これからも力を合わせて、楽しい釣りが出来るように頑張って行きたい。

船着き場に帰り、暫く雑談タイム。

「又、行きましょう。今日は、ありがとうございました」

笑顔で、森船長は帰っていった。