釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月4日 台風の後に思う私感(大いなる勘違いかも)

2018年10月04日 | 日記
「時化た後は、釣れるか釣れないかやがね」

こんな話を良く聞く。

台風の大時化は、風呂を掻き混ぜるように、海底から海水が捲られている。

私は、そんなイメージを持っている。

実際は、違うのかもしれないが、秋に向かって海水温が下がっていくのも、台風が海水を掻き混ぜるからだと思っている。

でも、今年の海水温は、なかなか下がる気配がない。



この高い海水温が、魚の食いに影響しているように感じる。


私の多いに勘違いの私感かもしれないが…。


以前、とある釣りメーカーにテスターとして所属していた時、九州の各地域の海水温を計ったことがある。

前にも、この場で書き込んだように思う。

九州各地の海水温も、余り差はなかった。

磯釣りの場合、クロの食いが上がるのは19度前後と言われている。

じゃ、船釣りに適した海水温は、何度なんだろう。

魚の種類にも寄るのだろうが、全体的に海水温の高い今年は、シーラの群れを見かけなかった。

数匹で泳いでするのは、何度も見かけた。

やはり、海水温が高すぎるのだろうか。

反対にマグロのナブラや、カツオのナブラは何度か見かけた。

そのナブラでは、面白い釣りになった。


昨日の釣りは、ジギングに慣れた潮の変化を読みとる目を持った釣り人だった。

ベイト反応も、予想した以上に出ていた。

それでも、アタリとして反応してこない。

私が、思った理由は二つ。


・潮が下に行くほど、流れは速いが2枚潮、あるいは3枚潮になっている。

・台風が海底から掻き混ぜた潮が落ち着かないままで、川からの濁りが広範囲に広がっている事。

この二つ。

あと一つ、プラスするとしたら、海水温が高水温のまま推移していること。


一度、上り潮が入り、走ってくれないだろうか。

上り潮が走ると、3ノット、4ノットと速くなることが多い。

これまでも、何度も早すぎる上り潮に、手を焼いてきた。

しかし、沖から上り潮が入ってくる時、潮が盛り上がって見える事がある。

こんな感じの潮に出会えれば、期待感が大きく膨らむ。

潮が走った後に、ジワッと落ち着けば、水温の安定も見られるかもしれない。

今のアタリのでない潮に、打つ手は無いのでないかとさえ思っている。

私の釣りに対する知識が無いのだろう…と、潮に対して負けを認めることもある。


人の力は全然及ばない、潮事態の変化。

まさに、神の領域なのだろう。

でも、昨日の昼前には、強い北風に向かって船が流され始めた。

上り潮が入ってきた徴ではないだろうか。

潮が、変化していく事に期待したい。

それが、魚の食いに繋がるかもしれない。