釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月20日 午前も午後もだけど、風が強いな…。

2018年10月20日 | 日記


今日は、北風が強く吹く予報になっている。

終日、強い北の風に悩まされ続けた1日となった。



青物が出そうなポイントに入る。

潮は、緩い下り潮。

0.8ノット位で、南に流れている。

ベイト反応は、良い感じなのだがアタリが来ない。

何度か、船を流していると、急にベイト反応が消えた。

「何で出てこない」

ベイトを探していると、宮田さんにアタリが来た。



最初の引きは、良い感じだったのだか、後の引きが続かない。

上がってきたのは、大きなエソ。

アタリが渋い状況に成りつつある。

そんな時に、北風が強く吹き出した。

海上は、北風が起こす白波だらけに成ってきた。

「内場に移動しましょう」

海の状況が酷くなる前に、移動することにした。



移動して、直ぐにアタリが辻さんに来た。





ガンゾウヒラメが上がってきた。

移動して、一投目のアタリだったが、その後が続かない。

大きなベイト柱を見つけては、船を流すが当たらない。

岡本さんや、宮田さん達と、ジギングのしゃくりのリズムについて、話をする。

「しゃくりの中に、喰わせる間をどうやって作るか、一人一人のリズムが影響する気がしますね」

ジギングの話をしていると、岡本さんに強いアタリが来た。



「カンパチだと思います」

岡本さんが、楽しそうにラインを巻き上げていく。



1.5キロクラスのカンパチが、上がってきた。

「待ち長かったですね」

船上に横たわるカンパチを見て、気持ちはホッとした。

今度は、辻さんにアタリが来た。



真鯛みたいに、竿先を叩くアタリ。

ゆっくりと巻き上げるラインの先に、赤い魚が見えてきた。

「イトヨリダイです」



良型のイトヨリダイが、上がってきた。

ここに来て、ポツポツとアタリが出始めた。

ベイト反応も良くなってきているだけに、続けてアタリが欲しいところ。


しかし、又してもアタリのでない時間帯に入っていく。

「今が干潮の潮止まりですね」

干潮から満潮に向けて、潮が動いてくれることを祈る。

すると、日高さんに強烈なアタリが来た。



針掛かりした獲物は、真っ直ぐに海底に突っ込んでいる。

獲物の鋭い走りに、日高さんも驚いている。

可成り走られたところで、獲物の走りが止まった。

時間を掛けて、ゆっくりと巻き上げていく。

「もう少しですね」

「腕が、パンパンです」

そう言いながらも、日高さんが頑張っている。

やがて、獲物の姿が、見えてきた。

「サメです。ハンマーヘッドの大きな奴です」

飛び出した、目玉の付近に針が刺さっている。



無事にタモ入れしたが、嬉しさなんて考えもしない。

「カンパチの走りかと思ったね」

宮田さん、岡本さん、辻さんたちも悔しそうな表情をしている。


昼過ぎまで、頑張ってみたが、その後は釣果が延びなくなった。

「風も、止みそうにないし、帰りましょうか」

昼過ぎに、納竿とした。




午後からは、ティップラン。

瀬川さんと、夕間詰めに掛けてアオリイカを狙う。

朝から吹いている北風が、波を立てて竿先のアタリが取りにくくなっている。

10メートル程度の浅場を中心に、エギを入れていく。

流せる場所が、内場に限られている。

ベイト反応のある場所を、船を流していく。

以下のアタリは、なかなか出てこない。


私も、夕間詰めの鯛ラバを引いていく。

鯛ラバには、直ぐにアタリが来た。

小型のオオモンハタ、小型の真鯛などがヒットしてくる。

瀬川さんにもアタリが来た。



針掛かりしているのは、どれ位のアオリイカか楽しみ。

暫くして、以下の姿が見えてきた。

「えっ、コウイカだ」



良い型のコウイカ。

別名「墨イカ」とも言うだけ有って、墨を辺りに吐き散らしている。

アオリイカではなかったが、美味しいコウイカだ。

丁寧にクーラーへ、入れる。

5メートル以下の浅場に移動して、エギングでも狙ってみたがエギに触るだけで終わってしまった。

「次回、また頑張りましょう」

夕方、夕闇が迫る中、帰港した。