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台風26号の影響なのだろう。
港を出ると大島内場の岩場に、波飛沫が上がっていた。
野瀬の緑灯台よりも、高い波飛沫が上がっているのも、ビックリした。
南東からのウネリが高く、内場の奥にまでウネリが入ってきている。
「昨日よりも、もっとウネリが高くなっていますよ」
仲間達からも、連絡が入ってくる。
今日のお客様にも、海の状況を説明して、内場に直行することを了解してもらう。
小場島の内側にも、ウネリが入っている。
内場にはいると、既に何隻かがそれぞれのポイントに錨を降ろしている。
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仲間の船も、来ている。
外海が大時化のせいか、ベイト反応は良い感じになっている。
風が強まる前に、何とか釣果を出したいモノだ。
鯛ラバを引いていた、立山さんにアタリが来た。
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良い引きを見せて、40センチクラスの真鰺が上がってきた。
「良い型の鰺が来ました」と、笑顔が出る。
立山さんに続けてアタリが来た。
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「真鯛みたいなアタリですね」
「逃がしたくないですね」
慎重に、ゆっくりとラインを巻き上げる。
真鯛の姿が見えてきた。
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55センチ、2.1キロの綺麗な雌の真鯛だ。
幸先良いスタートになった。
目の前の岩場には、凄い波が打ち寄せている。
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沖合に見える水島は、もっと凄い波を受けている。
1瀬の高場が全て、高波を被っている。
2瀬の高場も、波が越している。
3瀬は、完全に水没している。
「恐ろしい波やな」
時折、壁みたいに見えるウネリが寄せてきて、船が持ち上げられる。
岩場に近づかないように、船を流していく。
國武さんにアタリが来た。
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「結構走りますね」
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良い走りを見せて、上がってきたのはヤズだった。
今日は、立山さん、國武さんの世話役に徹している渡辺さんも、嬉しそうだ。
段々と強くなってきている北西の風に任せて、船を流す。
立山さんにアタリが来た。
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大きなアラカブが、上がってきた。
「こんな大きなアラカブ幅は、初めて」と、渡辺さんも笑顔。
立山さんには、続けてアタリが来た。
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平鰺が上がってきた。
今日は、エソや草フグも混ぜると、五目釣りみたいになってきた。
仲間達の船では、タチウオが良い感じで釣れて居るみたいだ。
「どれくらいの大きさ」
「指3本から4本クラスが多いです」
國武さんにアタリが来たが、小さいアタリのようだ。
巻き上げていくラインの先を見ていると、タチウオが上がってきた。
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この頃になると、北西の風が真西に変わって、益々強風になってきた。
「午後からは、波も風も落ちてくる予報になっていたけど、落ちませんね」
野瀬の岩場も、沖の水島も、とんでもなく高い波飛沫が上がっている。
ポイントを少し移動すると、今度は鯖フグが当たり始めた。
その大きさは、1キロは有りそうな大きさだ。
「フグしか当たらんごつなったね」
「ジグや鯛ラバを追い掛けてきますね」
大波に強い風、それにプラスしてフグの襲来。
「今日は、沖にも出られんし、引き上げますか」
昼過ぎに、納竿。
「ゆっくり帰りますね」
南東からのウネリと、強い北西から西の風に注意して、帰港した。
内場の釣果としては、楽しい1日だった。