釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月21日 こんな筈では

2018年10月21日 | 日記


朝日が海面に反射し、海が輝いて見える。

その光の中で、仲間の船が頑張っている。

貴重な朝間詰め、大物目指して頑張らなくちゃ。




予報に反して、北風が強く吹いている。

ウネリの高さが、一番高いところと、一番低いところでは4メートルは優に有りそうだ。

今日の潮は、綺麗な上り潮が北東に流れている。

その速さは、0.8ノット前後と釣りをするには丁度良い。

ベイト反応も、まずまずと言った感じで出ている。

「ウネリには、気を付けないといけないな」

船を操船しながら、気持ちを集中する。

近くにいる仲間に連絡すると「大きなアタリが来て、リーダーが切られた」と、言っている。

上り潮に乗せて、流していく。

時折、ウネリで船が揺れる。

そんな中、吉野さんにアタリが来た。



針掛かりした、大物の走りに竿先が海面に突き刺さりそうになる。



上がってきたのは、3キロクラスのハガツオ。

「やりましたね。良かったですね」

血抜きをして、クーラーへ。



蔵屋さんにもアタリが来た。

上がってきたのは、オオモンハタ。



関屋さんにもアタリが来た。

「どんな感じです」

「鯖ですね」

外道のエソも含め、ポツポツとアタリは続く。

しかし、北風に煽られるように、ウネリが益々高くなってきた。

「危険だから、内場に入ろうや」

釣果よりも、安全第一。

内場に移動する。



内場のベイト反応も、沖合のベイト反応を上回る。

ベイト柱が、何本も立っている。

蔵屋さんにアタリが来た。



ゆっくりと、魚の走りを楽しむように、ラインを巻き上げていく。

竿先を叩く感じから、ヒットしたのは真鯛のようだ。



綺麗な真鯛が上がってきた。

55センチの良型真鯛だ。

しかし、ここからアタリが出なくなる。

ベイトの中を探ると、時折、エソはヒットしてくるが…。

ベイト柱に付いているだろう、カンパチが欲しい。

なかなか、ヒットしてこない。

1時間くらい粘り続けたが、ポイントを移動することにした。

野瀬の近くに移動する。

移動して、直ぐに関屋さんにアタリが来た。



「竿先を叩きますね」

「真鯛と違うかな」

針掛かりした魚を想像しながら、巻き上げる。



上がってきたのは、イトヨリダイ。

二流し目には、吉野さんにアタリが来た。

「エソみたいですね」

そんな事を話しながら、巻き上げていく。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「唐揚げにして、ポン酢が美味しいですよ」

関屋さんの、料理アドバイス。

「釣ったら食べる」が、釣りの基本かな。

この後、フグが出始めたので、最初のポイントに戻る。



ベイト柱を攻めて、上がってきたのはイラだった。


北風の強風と、高いウネリに「予報では、こんな筈では無かったのに…」と、苦戦した一日だった。