釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月20日 タチウオと真鰺

2021年09月21日 | 日記
「タチウオをやりますか」

「仕掛けを準備していないけど」

「やるだけやってみませんか」

ジギングのチャンスが少ない旭先生に、タチウオジギングを勧めてみた。

同船の長友さんにも、勧めてみた。

「鯛ラバ用の細仕掛けしか有りません」


不安もあったが、タチウオポイントに急いだ。


旭先生も、長友さんも何処か不安げな、馴れない手つきでジグをしゃくる。

最初のアタリは、旭先生に来た。




「来ましたね」と、笑顔が出てくる。


長友さんにも、アタリが来た。




良型のタチウオに、ホッとした笑顔になる。


今日の釣果は、確保。

「移動しましょうか。鰺のポイントから行きますね」

少しウネリが有る中、魚礁のポイントに入る。

塩は緩い下り潮。

ベイト反応が出ている所を通す様にする。


「何か来ました」

旭先生にアタリが来た。




小さいけれど、真鰺がヒット。


長友さんにも、アタリが来た。





塩焼きサイズの、真鰺がヒット。

「鰺は嬉しいですね」と、お二人共に笑顔が出て楽しそうだ。


しかし、風が北東に変わって、ウネリが出始めた。

白波も立ち始めて、ここは安全第一で内場に移動する。


内場の南側で、ベイト反応を探す。

「これは、鰺の群かな」と、思えるベイト反応が出てきた。

「やってみましょう」と、直ぐに竿を出していく。


確かに、鰺の群の様だった。





30センチクラスの、真鰺が上がってくる。




長友さんにも、同型の真鰺が連続する。

暫くは、真鰺のアタリを楽しむ。

「フォール中に、ヒットしてきた」と、旭先生。

「いきなりガツンときました」と、長友さん。


アタリが続くと、やっぱり笑顔も出て楽しくなってくる。


流れが、止まったような感じに、なってきた。


ポイントを少しずつ、移動していく。


旭先生の竿に、バタバタと竿先を叩くような、アタリが来る。

しかし、何故が途中で外れてしまう。

「竿先が突っ込んで、ガツンと来るのに…」と、口惜しそう。


「今度は来ました」




竿先を叩くアタリに、真鯛を期待する。

「上がってきました」




姿を見せたのは、チダイだった。


長友さんにも、強いアタリが来た。

「走りますね。鰺とは違うアタリです」




上がってきたのは、オキアジだった。


このオキアジが釣れた後、潮が動かなくなってきた。

「仕掛けが真下に入ります」

船も、殆ど流されなくなってきた。


「今日は、口惜しいアタリもあったけど、諦めますか」と、お二人。


強い北東の風が、沖から吹いてくる。

波飛沫を上げながら、帰港した。