釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月23日 厳しい朝間詰め

2021年09月24日 | 日記
潮にイマイチ、活気を感じない。

朝一に入ったポイントでは、潮が2ノット近くで流れ始めた。

東に向かう払い出しの潮だが、二枚潮のような感覚もあった。

船を出している仲間に、連絡を取ってみた。

「潮は、流れが速い?」

「こっちは、そんなに速く無いよ。1ノット前後かな」

「こっちは、潮が動いていない気がする」

北と南では、潮の動きが違うようだ。


私の入ったポイントでは、上潮が東に、下潮が北西に流れている二枚潮の様相を示していた。

一方で、ベイト反応は、良い感じで出ている。

海底付近や、中層に可成りの大きなベイト反応がある。

「何かが付いているかも、知れませんね」


東原さんの竿に、直ぐに反応が出る。

20センチクラスの鯖子が、針掛かりしてくる。

仕掛けが海底まで届けば、鰺のアタリが来る。




鯖子の中には、太った鯖も居るようだ。





こんな鰺、鯖がポツポツとヒットしてくるだけで、青物などのアタリは出ない。


時間経過と共に、アタリが少なくなり始める。

「今日の朝間詰めは、厳しいな」

潮の流れも徐々に速くなり、着底が取り辛くなってきた。

浅場へと、移動する。

浅場では、ベイト反応が少ない。

潮に悩みながら、満潮の潮止まりをやり過ごす。


浅場から、沖の潮を見ていると、沖の潮目にナブラが立った。

東原さんが、直ぐに気づいた。

船で近づき、軽目のジグをキャストしてみるが、直ぐにナブラが消えた。


そのまま、潮目に近い沈み瀬周りを、探ってみた。

「鰺だろうか」

急に、ベイト反応が出てきた。

東原さんが仕掛けを入れると、直ぐにアタリが来た。






35センチクラスの鰺が、ダブルでヒットしてくる。

仕掛けを入れると、直ぐにアタリか来る。

ベイト反応に仕掛けが入れば、アタリを捕らえられる。

「今度のアタリは、鰺とは違います」




慎重に巻き上げる。




上がってきたのは、ニベだった。

「ニベか。根魚を期待していたけどな」と、活気が戻ってきた。


しかし、ベイト反応が直ぐに消える。

鰺の移動が、速いようだ。


この後のアタリが、なかなか出なくなってきた。

「引き上げましょうか」

潮に翻弄された感が、何とも口惜しい。