人は得体の知れないモノに恐れを抱く。 ある朝、小庭に直径3~4㎝ほどの穴が空いているのを発見した。 確かに、ある時期、中央公園などに行くと、あちこちにポッカリと空いた穴を数多く見ることがある。 しかし、その穴はこれほど大きくはないと思う。せいぜいが2㎝ほどか。 これは、甲虫だとか、セミの幼虫が羽化のために這い出た穴だなんてことを聞いたことがある。 だが、この穴は、今年1月27日の7時37分に撮ったものだ。啓蟄はまだまだ先、3月5日とあるから、到底虫が這い出たものとは思えない。 こんな現象に気づいたのは、ほんの数年前からだと思う。ある時は春先に、またある時は夏の日盛りにといった塩梅で、出現時期に規則性はないように思う。 ただ、昨年だったか、犬走りの掃除をした折にブロックに沿ってふかふかとした筋状の部分があることに気づき、何だろうと思いながら土をならしたことがある。 すると、その数日後、ベランダのブロックの上にかなり大きなシマヘビが横たわっていて驚いたことがある。どうだろう、このこととの関連が一番疑わしいように思うのだが・・・。 ネットで「庭の穴 蛇」などと入力して検索してみると、出てくる、出てくる、「穴 恐ろし」といった画像がこれでもかと表示された。 ちなみに、ネット上の古語辞典に拠ると、「あな」は感動詞で「ああ。あれ。まあ。」などと言った意、「おそろし」は形容詞で「恐ろしい。こわい。なみなみでない。驚嘆すべきだ。」と言った意。 「あな おそろし」--得体の知れないモノは、げに恐ろしき哉。 それにもまして、げに浅ましげなりと慨嘆したくなるのは、猫の額の花の少なさである。 いや、少ないというのは正確ではない。再度、再度、ご覧に入れているアリッサムくらいしかないのである。 本ブログの前身、みんなの花図鑑に投稿してから7年ほどになる。みん花がシャットダウンしてから、NHKのみんなの趣味の園芸に鞍替えした。もちろん、こちらのブログにも思い出したように投稿はしていたのだが。 そんなアーカイブを遡ってみると、この時期でさえ、いろいろとブラ散歩に出掛け、結構路傍の花を撮っていたのである。 だが、である。。。 ある程度、自前で花の調達ができるようになると、花を撮るために街を流す頻度が低くなったのは否めない。 以下のクリスマスローズや梅の画像は、花を撮り始めて2~3年、2017年の同時期に撮ったものである。 街には、花が咲いているのだよ。いまでも・・・。 街にいでよ! 若者よ! 花を求めて! いや、いま、埼玉県全域は、まん延防止等重点措置の真っ最中なんですけど。不要不急の外出は控えませんと! それに僕、“若者” じゃないし 笑 ![]() 📷2017年1月27日:埼玉県狭山市の路傍にて。
![]() 📷2017年1月27日:埼玉県狭山市の路傍にて。
![]() 📷2017年1月27日:埼玉県狭山市の路傍にて。
![]() 📷2017年1月27日:埼玉県狭山市の路傍にて。
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