なかなか芽が出ない。猫の額の春は、まだまだ遠そうなのだ。立春だと言うのにね。 今日(2/4)、家人に、銀行へ連れて行けと言われた。 巷間、如何ともし難い状況にある。あまり気が乗らない。 どう言って断ろうか。よい口実が思いつかない。 待てよ! あの園芸店に山野草は入荷されたであろうか? HCを見てみよう。 この園芸店、車で15分ほどの所にある。なかなか品揃えはいいと聞く。特に、多肉は。でも、こちらはあまり興味がない。 お~っ、いくらか山野草も入っているようだ。 よし、銀行へ行こう! 連れて行ってやろう! まっ、ついでに山野草を連れて帰ってこよう! 結局、キクザキイチゲ(2)、福寿草、ティアレラ(2)、スカビオサ、4種7ポットを連れ帰った。 まずご紹介したいのがキクザキイチゲ、春先にめっぽう強いキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。またの名をキクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)などという。 この状態だからまだなんとも言えないが、微妙に花びらの色が異なる。そう、淡紫青色から白色まで、花色がバラエティーに富むことで知られる。心変わりには手を焼いたが、花色の色変わりは望むところだ。
鉢が足りなかった。だから、スカビオサとティアレラは、有り合わせのプランターへ寄植えとした。 昨年だったか、セイヨウマツムシソウを種から育てた。いや、びっくりしたのだよ。丈が1メートルを越えたのだから。 しかも、ミックスカラーだとの謳い文句がプリントされていたにも関わらず、白ばっかり。 ほら、マツムシソウと言うと、タカネマツムシソウの控えめな美しさが脳裏に刷り込まれていた。 それが圧倒されるほどの繁りっぷりで、白い波が押し寄せてくるといった塩梅なのだ。 小体なスカビオサが見たかったんだ。 ティアレラは某園芸サイトの花友さんが投稿していたのを拝見し、一度は育ててみたいと思っていた。それが折りよくリーズナブルなお値段が設定されていたので即買いしてしまった。
福寿草はキクザキイチゲの鉢に居候してもらった。適当な鉢がなかったから。 ユキザサは、瀕死の状態のミヤコワスレを地植えとし、その鉢に引っ越ししてもらった。敷金・礼金は取ってない。居抜きなので仕方がないだろう。
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