昨年(2021)12月9日、「ノコンギクと思しきこの花は?」という日記をアップした。 その中でも記述したのだが、ノコンギク似のこの草本、薄紫の花を春にほころばせるのである。 ノコンギクと言えば、キク科シオン属(あるいはアスター属)の多年草である。 葉は卵形から狭卵形とされ、ごく短い葉柄がある。 そう、肝腎な開花期なのだが、いく分幅があるが7~10月とする記述が多い。 しかし、件のノコンギクにの草本は、春に向けて、いま、つぼみを蓄えつつあるのである。 仄聞する所によると、ノコンギクは変異が一様でないという。 だからといって、咲く時期まで変えてしまうほどのDNAの変容が起こり得るのだろうか? この名前が判然としないキク科の草本、四国のさるお方に頂戴した。いろいろ刺激を与えてくれるとても得難い花友さんなのだ。 その方も、いまもこの子の出自を尋ねて模索を続けている。 どうか、我々に翼を与えていただきたい。もし、出自をたどるために足りないものがあれば教えていただきたい。 いつまで経っても、「ノコンギク似の・・・」とか、「ノコンギクと思しき・・・」とか、不確かな呼称でしか呼ぶことが出来ないなんて情けないからね。 ほら、そんな子が、いま、つぼみを抱き始めている。こんな姿が、春の訪れを我々に知らしめてくれているんだね。 📷2022年2月3日:あちこちにつぼみが萌しているのがわかる。
そう、全体の姿をご覧いただいたほうがいいね。こんな姿なんだ。 どうか、この子に、本当の自分を気づかせて頂きたい。 僕はもちろんのこと、四国のお方も、本来あるべき名前で、この子を呼んであげたいと思っているのだが・・・。 📷2022年2月3日:これが全体像。かなり暴れてるね!
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