もう、何年、仮住まいを決め込んでいるのだろう。
足繁くブラ散歩に励んでいた頃だから、すでに4~5年前になるのだろうか、住宅街の空き地ののり面に寂しそうに咲いていたので手折ってきた。意外と簡単に活着し、今日に至っている。
ただね、贅沢は言えないのだが、繁殖力の強さに閉口したことがある。地面を這ってよく分枝し、節から発根を試み、小庭一面を埋め尽くしたのだ。そう、それ以来、管理育生に切り替えて、ほどほどの花を楽しんでいる。
切り戻しは、悪魔の所業か? とうとう用土すれすれまで切り戻してしまった。だが、切り戻すたびに、次々と花を付けるキキョウ、個々の株に悪影響はないのであろうか?
なぜ、これほどまでに頑張り続けられるのだろう。もう、今年は花を付けることを諦めてくれないかい。来年、また出会うことを楽しみにしているから、この辺りで咲き納めとしようよ。
あの「肉の〇野屋」という小さなミートショップで頂いた七福神のいまである。6月下旬のことだったが、わずか三月ばかりであるのに随分と大きくなったものである。
多肉とか、エケベリアの類にはあまり縁がないが、一様に成長が遅いものと思っていた。それが、倍とまではいわないが、1.5倍ほどには成長したと思う。結果が早く出る多肉もあるのだね。来年は、花にも期待しよう。
その頼りなげな苗が20㎝程となったと思ったらつぼみが萌し、その頭頂部が桃色に色づき始めたのである。なんと、我が家のフジバカマのなかで、このおチビちゃんが先駆けて花開こうとしているのである。
タマノカンザシの様相に、ちょっとした変化が見られた。つぼみの辺りが膨らんできてはいないかな。それと認めてから、4~5日くらいだが、この子は一所懸命咲こうとしているのだろう。果たして、環境がそれを許してくれるのだろうか?