今日のブラ散歩は北入曽地区、不老川沿いを歩いてみようと思う。
不老川(ふろうがわ、古くはとしとらずがわとも)とは東京都瑞穂町の狭山池が水源とされ、埼玉南西部の武蔵野台地を流れている。瑞穂町から、都県境を跨ぎ、埼玉県入間市から所沢市、狭山市、川越市を北東方向へと流れ、川越市で新河岸川に合流する。埼玉県内の流域は1級河川とされているようだ。
昭和58年から3年間、全国水質ワースト1という不名誉な記録を打ち立てたり、さらには、ゲリラ豪雨時には度々氾濫を繰り返すというなかなかプロブラマティックな河川とされてきた。
官民が一体となった水質改善活動が功を奏し、現在では水質も改善され、平成29年度(2017)から開始された不老川浸水対策特別緊急事業によって、いまでも護岸工事が推進されている。
今日は、歩道橋155号橋の辺りから河畔(護岸)に出、山王橋、東山王橋(としとらず公園)と辿る。
この河畔では、いろいろな野の花を撮ってきた。始めて見た雑草なんかもいくつかあったんだよ。う~んっ、僕のテリトリーがまた一つ失われてしまったような気がした。
久しぶりに、不老川河畔のお宅の庭を拝見した。こんな時期だから、大方の山野草は深い眠りの中にいた。
おや、おや、咲き遅れたのかな、ダイモンジソウの最後のひと茎に愛らしい花が残っていた。
最近、滅多にこちらの方に来ないから、お邪魔するのは半年ぶりくらいかな。
共通の話題があると、時の空白などさして触りにならないものだ。あれだ、これだと話に花が咲く。
いま、冬桜(四季桜、十月桜)が咲いている。この種は、春にも花を付けるんだよね。二度咲きってするってことだよね。
こちらのシャクナゲも、二度咲きするんだって。この11月から12月頃、そして、一般的な開花期とされる4月下旬~5月中旬頃にまた咲くのだという。自然は不思議に満ちている。
シャクナゲに感心しながらブラ散歩に復帰する。川に沿って河畔を歩くと、山王橋のたもとに庚申塔を祀った山王さまが建立されている。
画像右側に見えるのが不老川の土手道(護岸)だ。もう一つ先の橋、東山王橋まであとわずかだ。
紅葉あり、実の稔りあり、さらには枯れ尾花がたむろする。
秋、いやもう晩秋、それとも初冬かな、そんな風情が横溢とする護岸をただひたすら歩く。
東山王橋から貸し農園が連なる小道へと出る。
小道に入ってすぐ目についたのは熟し柿、稔りはすれど採る人もなく、ただただ熟し、朽ちていく。
それでも、ある種の鳥たちが立ち去る姿が目に飛び込んできた。
柿にとっては救世主なのかな。稔った甲斐があったというものだもの。
鳥たちよ、たんと喰え、もっと喰え、冬を越すには太らにゃならんぞ、尚も喰え!
柿の木を通り過ぎ、しばらくして振り返ってみる。鳥たちは帰ってきたのかな?
そうだ、小道を辿ってしばらく行くと、ガソスタに併設された7-11が左手にある。7の付く日は、700円以上の買い物をすると「リッターマイナス7円券」が貰える。高止まりしているガソリン、必要不可欠な買い物があるなら貰っておいて損はない。そう、「リッターマイナス7円券」を貰うがためだけに、無駄な買い物をしてちゃ意味がないよ。
はい~、このブラ散歩でだいたい8,000歩くらいかな。では、帰り道も、パトロールしながら急ぎ家路に就くとしよう。
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