覚えてるこの写真? バイカオウレンのつぼみじゃないかなと申し上げたあの写真である。
「つぼみであってくれたらと思う反面、えっ、一つだけかよとの思いもある。」--その時、こんな言葉を添えたっけ。
11月ににょきッと萌した一茎、そして、その下にまたまた萌したつぼみらしき異物、それが「らしきもの」ではなく、「そのもの」だったようなのである。
あの朝ドラ「らんまん」の第5回、月は明示されていなかったように思うが、雪が舞っていたように思う。幼い万太郎が病床の母を元気づけようと「バイカオウレン」の花を探しに行き、ついにその花を一輪発見した、なかなか感動的なシーンであった。雪が舞う時期、たとえ一輪であってもバイカオウレンは花開くものなのだと思ったものである。
それをいま目の当たりにしようとしている、のかな? どう、花被片ばかりでなく、しべが見えないかい、米粒のような雄しべの形状が。
毎年見ていた花が潰えてしまう。やるせない思いが去来する。それが、たとえたった一茎であったとしても花を付けてくれた。見届けたいと思って、今日も撮っていた。北側の外塀に立ち上がっているフェンスの辺りである。
おや、道路側のその塀が、ぽつぽつと汚れが目立つ。なんだろうと凝視すると、蛹のようなのだ。ナミアゲハの蛹かな? 虫の知識などこれっぽっちも持ち合わせていないので、左右から糸状のナニモノかで体を見事に維持してこびりついている様は、なんとも感動的であった。そう、いままで、気にしたことがなかったので、これほど間近に見たのは初めてかもしれない。。。
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