所沢・中富の神明社、そろそろリンドウが咲いていまいかと、訪れてみることに。
もちろん、隣り合う多聞院の今もちょっと探索。多聞院の駐車場、早速出迎えてくれたのが、まだ熟しきれない(渋?)柿。
時期ともなれば、いくつか並んだ甕にハスの花が咲き誇る。夏日が続くとは言え11月、さすがにハスの姿はなく、ホテイアオイがぷかぷかと浮かんでいた。
いくつか花は残っていたが、一般的な花期からいうと末期になる。ホテイアオイの花がつぶやく。「もう撮らないで!」と。ただひと花、往時を偲ばせる花を見つけて隠し撮り 藁
なぜか、UFOが編隊飛行。
ナス科トウガラシ(カプシクム)属のピーマンだそうだから、当然、食用となる。だが、まだ、味は知らない。
「冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。《季 冬》「—や仏間に隣る四畳半/漱石」⇔炉塞(ろふさ)ぎ。」(by デジタル大辞泉)
その行事を冠した花がこのツバキ、「炉開き」である。そう、新潟の栃尾という地で人知れず咲いていたのが発見されたのだとか。自然交配雑種なのである。
春ともなるとクマガイソウが咲き乱れるエリアで、この時期、ひっそりと咲いている。可憐な花である。
本堂で参拝し、目の高さを20度ほど上げて神明社の方向を見た。
赤い実が目を射た。たくさんの実に目を奪われる。残念だが、名前は知らない。Googleレンズをあててみても見当外ればかりのようだ。いや、なかに紛れていたのだが、特定できなかっただけなのかもしれない。
秋は、赤い実を稔らせる木で溢れている。知識の乏しいヒト属にとって、自然は意地悪でもある。
野原というより、薮化してしまったような鎮守の杜に、ノハラアザミがいく株が咲き残っていた。
ちょっと藪こぎすると、顔にはクモの巣が絡み、足には引っ付き虫が纏いつく。そんな中で、ノハラアザミは息衝いていた。
数年前、ツルリンドウも生えていたように思うのだが、気のせいだったか・・・・・・。
木漏れ日のなかで、この株だけが花開いていた。それも、杜に取り付けられた小径からかなり奥に入らなければならなかった。また、クモの巣と引っ付き虫に好かれてしまった。
ちょっと杜の小径を周回しようと試みた。杜の奥に数歩足を進めると、真っ赤に染まったクサギ坊主がたくさん寄り集まりひそひそ話を繰り返していた。
さらに進もうとすると、侵入を拒むかのように草々が径を塞ぐ。ダメだ。今日は止めておこう。すぐさま踵を返し、家人の待つ社務所へと急いだ。
多聞院を詣で、炉開きと出会う
「月の原 花の小径」に足を踏み入れる!
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多聞院は皆さんのブログで知りました。
花で有名なお寺さんなんですね。
UFOピーマンが有名とは^^;
ホテイアオイもまだ咲いているのですね。
今年はまだリンドウを見ていません。
また寿長生の郷に行ってみたくなりました。
そうそう、赤い実はサンシュユだと思います。
明日の私の赤い実クイズに出てきますよ(笑)